
●立ち食い蕎麦を食べ歩く営業コンビが激推しする肉そば屋、神田小川町の『豊はる』の人気メニュー「パイカ」とは?
立ち蕎麦屋を食べ歩く営業マン、先輩後輩コンビの大西タケルさん(仮名・42歳)と山根リョウさん(仮名・31歳)。いつも2人で東京都内や千葉、埼玉まで社用車で営業に励みながら、車中ではランチに向けた立ち蕎麦ミーティングを行うのが日課。
そんな彼らが新たに教えてくれたのは、神田小川町で2023年1月に創業した『豊はる』さんです。

先輩の大西さんによれば、牛バラを使った肉そばだけでなく、チャーシュー、牛バラ、牛タン、牛ホルモン(てっちゃん)など肉の種類がやたら多いのが特徴なんだとか。
「ご主人はラーメン屋やもつ焼き屋で働いたことがあるそうで、その経験を活かした肉そばだと思います」と大西さん。
後輩の山根さんいわく、「神田周辺は美味しい立ち蕎麦屋がいくつかありますが、肉をがっつり食べたい時は、『豊はる』さん一択です。僕は、〈元祖パイカ玉〉か〈チャーシュー〉を注文します。売り切れのことも多い、超人気メニューなんです」

お2人の話の中に出てくる謎メニュー「元祖パイカ玉」が気になります。聞いてみると「パイカ」とは、豚軟骨を柔らかく煮込んだお肉のことなんですって。
一般的な立ち蕎麦屋では見かけない珍しいメニューですよね。そこで、お2人が絶賛する肉そばの『豊はる』に、筆者も潜入してきました。