前売りは10/7まで!「東北六県 魂の酒まつり」が2年ぶりに東京で開催!

東北の酒をこよなく愛する皆さま、お待たせしました! 「東北はひとつ」を合言葉に東北六県の蔵元が一同に会する「東北六県 魂の酒まつり2017」が10月9日に開催! 

【日本酒】「東北六県 魂の酒まつり」が2年ぶりに東京に帰ってくる!
食楽web

 今から6年前。東日本大震災により、壊滅した酒蔵や倒壊した蔵、発酵途中の醪や製品を流失してしまった蔵元など、東北の蔵元の多くが被災した。「心が折れかかった蔵元を再興へと導いてくれたのが東北の酒を愛する全国の愛飲家からの心温まるご支援だった」と、主催代表・末廣酒造の新城猪之吉氏。

「東北六県 魂の酒まつり」は、東北の酒を応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝えたいとの思いで、東北6県の酒造組合がタッグを組み、2015年に開催されたのが始まり。実は6県集まっての日本酒イベントはこれまでなかったということもあるが、なにより東北を応援したい約2,000人の日本酒ファンで会場は埋め尽くされた。

2015年開催時の会場の様子。

 復興もまだまだ道半ばという酒蔵があるのも事実で、昨年は諸事情でやむなく休止となったイベントだが、今年再び開催すると聞いて、そわそわしているのは筆者が東北生まれだからというだけではない。

 東北の酒といえば、全国新酒鑑評会や国際的な酒類コンテストで好成績を収め、レベルの高い酒造りでも知られる。日本酒愛飲家ばかりか、日本酒ビギナーファンも多い。ワイン党の友人ですら、あまり詳しくないけどと前置きはあるものの、東北の人気銘柄がポンポン飛び出すくらいだから、東北の酒もすっかりメジャー級。もちろん隠れた名酒も山ほどあるけどね。

2015年開催時の会場の様子。参加蔵は公式サイトでチェックできる。

 というわけで、ここ数年、東北のお酒の話題性の高さといい注目度といいハンパない。筆者の東北びいきがいき過ぎているわけでもない、です。前述の新城氏いわく「東北人の真面目で真摯な気質から生まれた素晴らしいお酒を、蔵元との会話を楽しみながら味わってください」。そうそう、酒もいいが人もいい。燗酒のようにあったか〜い気持ちにさせてくれる東北訛りも、ぜひ会場で。

 イベントは2部制。約130蔵が持ち寄る500種以上の自慢のお酒が飲み比べできる。参加費には東北の食材を使った日本酒に合うおつまみ弁当がつく。会場にはアンテナショップの出店も。どこかで聞いたキャッチコピー風に決めるなら、2時間1本勝負の「飲むぜ、東北」。チケット販売は10月7日まで。お早めに。

●DATA

東北六県 魂の酒まつり2017

日時:10月9日(月・祝)
   1部12:00~14:00
   2部15:30~17:30
会場:ベルサール東京日本橋(地下鉄日本橋駅直結)
料金:6,000円(おつまみ弁当付)