フランスから日本初上陸! お米とぶどうで醸造した新感覚ワイン「ル・グイシュ」とは?

フランスから日本初上陸! お米とぶどうで醸造した新感覚ワイン「ル・グイシュ」とは?
食楽web

 お米から造られるお酒といえば、日本酒、どぶろく、マッコリなどいろいろありますが、アジアの国々で造られるものがほとんどですよね。

 そんな中で今夏、注目を集めているのが、フランス産のお米とぶどうで造った新感覚ワイン「ルイ・グーシュ」です。

 手がけたのは、200年続くボルドーワインの生産者オリヴィエ・シュブレット氏。お米は南仏カマルグのガジュロン米、白ワインのぶどうはジェール産のコロンバールを使用。別々に発酵させてお酒を造り、お米80%、ぶどう20%の割合でブレンド。これにより、日本酒でもなくワインでもない初めての感覚を味わうことができます。

 南仏を流れるローヌ川と地中海に囲まれた米どころ「カマルグ」は、野生のフラミンゴや白馬の群れが見られる有名な自然保護地区。この美しい楽園にほれ込んだシュブレット氏が着目したのが、500年の歴史がありながら重要視されることがなかった、カマルグのお米によるお酒造りでした。

 なかなかうまくいかず諦める寸前までいったそうですが、家族や友人、醸造家の助けを糧に3年がかりで完成。昨夏日本に初上陸しレストランなどでも取り扱いがはじまり、いよいよ一般でも購入できるようになったのです。

 お米とぶどう両方の良さを兼ね備えているので貝類、旨みの強い食材との相性は抜群。白身魚の塩焼きや天ぷら、あさりの酒蒸し、カキのグラタン、鶏の塩唐揚げや麻婆豆腐、ポトフなど、幅広い食材や料理に合わせられます。

 ボルドーワイン生産者の挑戦が生み出した「ル・グイシュ」、ジャンルにとらわれない新しいマリアージュをぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。

●DATA

ル・グイシュ

https://guishu.jp/