鉄板料理の『六本木うかい亭』で、至極のステーキを堪能
まだ見ぬ美食の数々に後ろ髪を引かれつつ、次に訪れたのが『六本木うかい亭』。同社の主力業態ともいえる鉄板料理店です。実は『六本木 kappou ukai』と店内でつながっているのですがエントランスはそれぞれ別。まず目を見張ったのが、天井まで届くような大きなけやき製の扉、そしてエントランスホールに設えられた、けやきの葉が風に舞う様を描いたエッチングガラスです。
通されたのは朱が鮮やかなシェフズテーブル。聞けば、同店は個室オンリーとのこと。うーん、贅沢です。
すると岡本譲料理長が本日頂戴できるサーロインのブロック肉を披露してくれました。きめ細かく入ったサシが見事なこと。『六本木うかい亭』で供される牛肉は但馬牛の流れを汲む「うかい極上牛(田村牛)」と呼ばれ、鳥取県の指定牧場で特別に時間をかけて肥育した雌牛のみを厳選し使用しているとのこと。
極上なる田村牛のサーロインにノックアウト!
唐津焼の陶芸家である十四代・中里太郎右衛門氏に特注で焼いてもらったという器が料理を引き立てているのもさることながら、見惚れるような鉄板さばきで焼きあがったステーキは、ただただ「旨い」のひと言。舌の上で蕩けるような焼き加減といい、旨みたっぷりの肉質といい、言葉では語り尽くせません。日本人に生まれて良かった…! 次にワインと合わせていただくと、先ほどとはまた別の世界が広がるじゃないですか。現代に生まれて良かった…!
そして「おこわをイメージしてふっくら焼き上げた」というガーリックライス、最後にチョコレートパフェ&コーヒーで口直し。さっぱりとした酸味と豊かなコクが特徴の「トアルコ トラジャ」コーヒーが鉄板料理の〆に合います。
至福の時間はあっという間に過ぎ、そろそろお開きの時間がやってきました。うかいグループならではのクオリティを、六本木という土地柄に最適化させた「六本木 kappou ukai」そして「六本木うかい亭」。記念日などのプライベートではもちろん、会食を始めとするビジネス用途など幅広く楽しめそうです。
(取材・文◎編集部)
●SHOP INFO
店名:六本木 kaappou ukai、六本木うかい亭
住:東京都港区六本木6-12-4 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通2F
営:12:00 ~14:00(L.O.)、18:00 ~23:00(21:00L.O.)
土日祝:11:30 ~14:30(L.O.)
17:30 ~23:00(21:00L.O.)
休:月・年末年始
http://www.ukai.co.jp/