広島に“AI職人”が焼くバウムクーヘン専門店『きこりけーき』が誕生。その味わいとは

広島に“AI職人”が焼くバウムクーヘン専門店『きこりけーき』が誕生。その味わいとは

●AI職人が焼き上げるバウムクーヘンの店が広島にオープン!

 バウムクーヘンが日本で初めて販売された場所は、広島県だというのをご存知でしたか? 実は、1909年創業の老舗『ユーハイム』の創業者カール・ユーハイムが、1919年に広島県物産陳列館(現・原爆ドーム)で販売したのが日本初。広島県は、日本のバウムクーヘン誕生の地なんです。

 その広島にそのユーハイムが、広島市のデパートに2024年4月26日にオープンさせたのが『きこりけーき そごう広島店』。注目は、バウムクーヘン専用のAIオーブン「THEO(テオ)」が焼き上げるバウムクーヘン。そう、ここはAIの職人が活躍するお店なのです。

バウムクーヘンAI職人『THEO(テオ)』とは?

「テオくんのカットバウム(オリジナル)」368円、「テオくんのリングバウム(オリジナル)」1512円、「テオくんのパーティーバウム(オリジナル)」 9720円など ※1本焼きは事前予約制
「テオくんのカットバウム(オリジナル)」368円、「テオくんのリングバウム(オリジナル)」1512円、「テオくんのパーティーバウム(オリジナル)」 9720円など ※1本焼きは事前予約制

 店で使われるAI オーブンは、バウムクーヘン専用。職人の焼成メカニズムを解析・学習させたAIによって、バウムクーヘンの焼き上がり状態を確認しながら自動調理してくれるもの。熟練の菓子職人のほか、ロボット工学の研究者、AI 専門家、デザイナーなど、様々なプロフェッショナルが協力し、5年がかりで誕生したAIオーブンなのです。

 そごう広島店では店内厨房に2台のTHEOが常勤、くちどけなめらかなほっとする味わいの焼き立てバウムクーヘンが作られています。