【静岡の旅】富士山の絶景を望む人気観光地「富士宮」。食・遊び・癒しが詰まった一泊旅の楽しみ方

【2日目】午前中からパワースポット『富士山本宮浅間大社』へ

目が覚めるような朱色が美しい拝殿
目が覚めるような朱色が美しい拝殿

 朝は少し早起きして、お宿の温泉から富士山に朝日が登る様子を見て、美味しい朝ごはんを食べて、出発! 訪れたのは、1300余の浅間神社の総本宮と称される『富士山本宮浅間大社』。富士宮のパワースポットとしても人気です。御神木が桜ということで、境内には約500本もの桜が植えられているとか。桜にまつわるお祭りや「桜ライトアップ」などもあるため、春は特に多くの人で賑わうそうですよ。

湧水は驚くほど澄んでいて綺麗ですが、飲む時は必ず煮沸しましょう
湧水は驚くほど澄んでいて綺麗ですが、飲む時は必ず煮沸しましょう

 拝殿の右側には、「湧玉池」があります。富士山の雪解け水が伏流水となって流出してできた池で、水汲み場もあるので縁起の良い湧水を持ち帰ることも可能。帰宅後、汲んできた水を沸かし、買ってきた静岡茶を淹れて、ゆっくりこの旅を振り返るのも良いですね。

●INFO

富士山本宮浅間大社

住:静岡県富士宮市宮町1-1
TEL:0544-27-2002
開門:11月~2月6:00~7:00、3月・10月5:30~7:30、4月~9月5:00~8:00
http://fuji-hongu.or.jp/sengen/

静岡グルメが集結する『お宮横丁』へ

 参拝とパワーチャージを済ませたら、神社のすぐ目の前にある『お宮横丁』でお腹を満たしましょう。富士宮焼きそばをはじめ、お土産、スイーツ、軽食、がっつりご飯まで、幅広く静岡グルメが揃っており、思わず目移りします。

「全6品盛り合わせ」700円
「全6品盛り合わせ」700円

 静岡おでん初体験。黒いスープに浸かっていたので味が濃いかと思いきや、お出汁がしっかり効いた優しい味わいでした。仕上げに、青のりと魚のだし粉のふりかけをかけるのが静岡流なのだとか。このふりかけが本当に美味しくて、4袋も買って帰りました。

 さて、もう一軒、どうしても行きたいお店があるため、街を散策してお腹を減らします。

●SHOP INFO

お宮横丁

住:静岡県富士宮市宮町4-23
営:10:00~18:00(店舗により異なる)
休:店舗により異なる

絶対食べたいB級グルメ!富士宮焼きそば『さの食堂』

富士宮焼きそばで検索すると必ずその名が上がってくる有名店 [食楽web]
富士宮焼きそばで検索すると必ずその名が上がってくる有名店 [食楽web]

 富士宮に来たからには、富士宮焼きそばを食べずに帰れません。いくつもある名店、老舗の中から選んだのは、お宮横丁からも歩いて行ける『さの食堂』です。午後1時くらいに訪れましたが、中は満席、外にも並んでいる人がおり、ほとんどが地元の人のようでした。

「名物富士宮焼きそば」500円
「名物富士宮焼きそば」500円

 麺はコシがありもっちりで、少し酸味を感じるソースと鰹出汁の風味が良いですね。具はキャベツともやしに少しの豚肉。初めて食べたのになんだか懐かしさを感じる、シンプルであっさりとした味わいでした。確かにこれは何度でも食べたくなる味です。

●SHOP INFO

店名:さの食堂

住:静岡県富士宮市大宮町21-1
TEL:0544-26-5869
営:平日11:30〜15:00 土日11:30〜16:00、17:30〜20:30
休:水、木曜

帰りはどこに寄る?

富士宮はどこを走っても富士山が見えるので、お散歩もドライブも楽しい!
富士宮はどこを走っても富士山が見えるので、お散歩もドライブも楽しい!

 さて時間はまだ午後2時ごろ。明日からの仕事の事を考え、早めに帰って疲れをとるもよし、帰り道に御殿場プレミアム・アウトレットで買い物を楽しむもよし、箱根に寄り道して美味しい晩ご飯を食べるもよし。そう考えると東京〜静岡はよい位置にありますね。富士山に見守られながら、ゆっくりのんびり楽しんだ富士宮旅。充実した良い時間となりました。

(撮影・文◎佐々木舞)