「辛ラーメン」よりウマい!? 「冷やし辛ラーメン」
友人いわく、「用意する最低限の調味料は、芝麻醤(白ごまペースト)、ごま油、酢」とのこと。たったそれだけでいいの? と驚きましたが、作り方も超簡単でした。まず鍋にたっぷりの水を沸騰させ、「辛ラーメン」の麺を4分30秒、茹でます。
麺を茹でている間に調味料を作ります。「辛ラーメン」の粉末スープとかやく、さらに白ごまペースト大さじ1、ごま油小さじ1、お酢大さじ1、お湯大さじ1を混ぜて合わせ調味料にします。
麺が茹で上がったら冷水でよく洗い、麺を手で搾るようにして揉んで、水をしっかり切ります。それをボウルか皿に移し、先ほどの合わせ調味料を加えてよく混ぜます。
最後は、お皿に盛り付けて完成です。家にあった材料であるゆで卵、トマト、大葉、ちょっと豪華に豚しゃぶをトッピングしてみました。
さて、作り始めて完成までに10分弱。食べてみると、想像をはるかに超えてめちゃくちゃ美味しい! 白ごまペーストのコク、すっきりした酸味、その奥から唐辛子のツンとした辛さ。食べれば食べるほど辛味がジンジンと増していき、それがまたクセになる感じです。
知らない人が食べたら、たぶん辛ラーメンで作ったとはわからないと思います。そう思って、実際に家族に食べてもらったところ、まったく気づかず、「美味しい、美味しい」とかなり好評でした。
何より秀逸なのが、やっぱり辛ラーメンの特徴的な太麺。これが冷えてもモチモチしていて、ツルツルみずみずしい口当たりなのです。
白ごまペースト、ごま油、酢だけで、こんなに美味しい“冷やし辛ラーメン”ができるとは…感激です。ちなみに、翌日には、辛ラーメンと並ぶ人気韓国インスタント麺「ノグリラーメン」でもトライしてみました。
こちらも同様に、付属の粉末スープと白ごまペースト、ゴマ油、酢で味付け。少し味見したら辛ラーメンよりもパンチが弱かったので、食べるラー油とキムチをトッピングしました。ノグリファンならわかると思いますが、“冷やし”にすることで、あったかいバージョンよりもさらに海鮮風味が際立ち、これまたかなり美味。通常のノグリラーメンより好きかも!
というわけで、今年の夏は、韓国即席麺の冷やしアレンジに夢中になりそうです。暑い日にぜひお試しあれ。
(撮影・文◎土原亜子)