プロ直伝のおせち料理はこれ! 炊飯器で低温調理する「炊飯器ローストビーフ」の作り方

極上の柔らかさに感動!「炊飯器ローストビーフ」

 作る際のポイントは、炊飯器の保温機能で60~70℃のお湯をキープし、出来上がりの肉をすぐ切らず、余熱でゆっくりと火を通すと、極上の柔らかローストビーフが出来上がります。ソースに肉汁を加えることで、お肉の旨みがギュッと詰まったソースも堪能できます。

◎材料(2~3人分)※五合炊きの炊飯器使用

・牛もも塊肉……300g(高さ4cm程度)
・塩……小さじ1/2
・黒胡椒……適量

A
・熱湯……1l
・水……300ml

B
・水……大さじ2
・みりん……大さじ2
・中濃ソース……大さじ1
・醤油……小さじ1/2
・にんにくすりおろし……小さじ1/2

・赤ワイン……大さじ3
・バター……大さじ1
・オリーブオイル……大さじ1/2

◎作り方

1.牛もも塊肉は30分~1時間ほど室温に置き、焼く直前に塩、黒胡椒をまんべんなくまぶす

2.フライパンにオリーブオイルを熱し、1を強火で40秒ずつ全面焼く。耐熱の袋に入れ空気を抜いてしっかり閉じる

3.炊飯器に Aを入れ、60~70度のお湯を作り、2を入れてお皿で重石をする。蓋をして保温で30分置く

<ポイント>お肉の高さや重さが増える場合は保温時間を長めに設定。3合炊き炊飯器の場合はお湯の量を調整し、お肉が湯から出る場合は途中で一度上下を返す

4.炊飯器から取り出し、30分余熱で火を通して肉汁をおちつかせる

5.お肉を焼いたフライパンに赤ワインを入れアルコールが飛んだら、B4の肉汁を加えて煮詰める。とろみがついたらバターを加え溶かす

「牛肉は切って空気にふれると発色し、きれいな赤色になります。切った断面をさわって、ほんのり温かければ火が通った証拠。塩とワサビで食べるのもおすすめですよ!」(ウエッティ)。ぜひ、おせちのメイン料理に加えてみてください。

(構成・文◎編集部 写真◎はしもっちゃん)

●プロフィール

東京ソロごはん。

フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃん 2人によるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!

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