バレンタインに贈りたい注文殺到のチョコレート醤油「カカオ醤」ってどんな味?

カカオ醤の味をしっかり味わうなら後がけで

 まずは「お刺身のサラダ仕立て」。お好みの刺身で良いそうですが、今回はカツオの刺身を用意。大葉、生姜、ミョウガなどの薬味を加え、味付けは「カカオ醤」と塩コショウをお好みでかけます。仕上げに熱したごま油を回しかければ完成です。

 いざ、実食! それぞれの薬味にごま油の香ばしさ、カカオ醤の風味が加わり、なんとも賑やかな味わいです。口の中で粒状のカカオが弾けるとチョコレートの華やかな香りが広がり、カツオ特有の臭みを消してくれます。

 刺身と合わせることに多少の抵抗はありましたが、醤油の味がうまく調和していて、意外とアリ! 創作系のフレンチレストランに出てきそうなオシャレなテイストに仕上がりました。

隠し味に使うなら漬け込みがオススメ

 次は「照り焼きチキン」を作ってみました。一口大に切った鶏肉300gに「カカオ醤」を大さじ2、酢、はちみつ、おろしニンニク、黒コショウを加えて漬け込んでおきます。それをフライパンで焼けば完成です。

 これはお見事! カカオの香りとコクが隠し味になって、旨味がアップ。しかも漬け込んだことで、お肉は柔らかくジューシー。醤油ベースなので、ご飯にもアルコールにも合う味になりました。発酵食品としての利点を存分に発揮した食べ方でした。

 鴨肉や鶏肉といった肉料理や、白身魚のソースに使うのもオススメ。また、カレーの隠し味に使うと、簡単に旨みとコクが増します。世界初のチョコレート調味料、ぜひ話題の一品としてお試しあれ。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

品名:カカオ醤(粒)

内容量:140g
原材料名:カカオ豆(ベトナム産)、大豆、小麦、食塩、米、大麦、瓜、砂糖、水飴、生姜、なす、しそ/酒精
※原材料の瓜、なす、生姜などの野菜は「金山寺味噌」のたまり由来のもので、「カカオ醤」に野菜は入っていません。