しらす料理のプロに聞いた! 栄養価抜群の万能食材「しらす」の絶品レシピ5選

やっぱり外せない! 定番の「しらす丼」

「2色丼(生しらす&釜揚げしらす)」しらすの味噌汁と小付のセット1000円 ※全て『しらすや』でのメニュー名と料金となります
「2色丼(生しらす&釜揚げしらす)」しらすの味噌汁と小付のセット1000円 ※全て『しらすや』でのメニュー名と料金となります

 これぞ、定番のしらすメニュー! 大きめの茶碗に炊きたてのご飯、そしてしらすを豪快にのせていただきます。「贅沢に生&釜揚げの2種類をのせてこそ“しらす丼”の醍醐味ですが、生は鮮度が急激に落ちてしまうため、家では釜揚げ1種を用いた丼もオススメです」と柴田さん。

生き生きした“しらす”の美味しそうなこと!
生き生きした“しらす”の美味しそうなこと!

 店メニューの薬味は、浅葱と千切りにした大葉、切り海苔、すり下ろした生姜ですが、刻みネギやゴマなども合うとか。ここは少々行儀が悪くても、口を茶碗に添えてかっこむのが流儀。自然な塩味を持つしらすはそのままでも美味ですが、醤油ひと垂らしでさらに美味しく! 好みで卵黄をのせて、つぶし混ぜながら食べるのもイケるのです。

手間なしで美味しい「盛り盛りしらすの冷奴」

「奴しらす」700円
「奴しらす」700円

 夏の定番おかずといえば、冷奴。副菜に便利ですが、頻繁に食卓に上がると飽きがくることも。でも釜揚げしらすを使えば、簡単にマンネリを解消できます。

「豆腐半丁に釜揚げしらすをどっさりのせて、薬味はシンプルに切り海苔とすり下ろした生姜です」(柴田さん)。新鮮なしらすの塩気が豆腐の旨みも際立たせてくれる一皿。ミョウガや刻みネギ、大葉の千切りなどを添えれば、映える一品にグレードアップしますよ。

ビールのお供に最高! 「しらすの唐揚げ」

「しらすの唐揚げ」800円
「しらすの唐揚げ」800円

 生しらすは水揚げしたてをそのまま食べるのが一番! ですが、カリカリに揚げるとまた違った味わいが楽しめます。揚げ物というとかき揚げが定番ですが、この「しらすの唐揚げ」が最高のつまみになります。

 ほどよい塩分があるので下味はつけず、ビニール袋に生しらすと片栗粉を入れてよく振って、180℃に熱した油に30~60秒サッと火を通せば出来上がり。スナック感覚で口に運ぶと、たまらなくビールが恋しくなります。つまみとしてだけでなく、白飯のふりかけに、サラダのトッピングに食べ方のアレンジも自在!

ビールとの相性抜群!
ビールとの相性抜群!

 ポイントは、しらすのミニマムなボディにしっかり衣をまとわせることですが、難しそう…。柴田さん曰く、「やはり鮮度が重要なポイント。生しらすは鮮度が落ちると粘りが出て癒着しやすくなるので、そうなる前に調理することが大切ですね」