かけるだけで劇的に変わる! 最強の調味料「いかす醤」と「カレーケチャップ」が超オススメ

たった数滴でプロの味になる「いかす醤(じゃん)」

「いかす醤」50ml/540円(税込)
「いかす醤」50ml/540円(税込)

 まずは1991年にプロ向けの商品として発売していたキタマの「いかす醤」をご紹介します。こちら、自然発酵調味料いかごろと食塩のみを原料に1年間じっくりと発酵熟成させた調味料で、大手食品メーカー、有名外食チェーンに採用されるなど「匠(プロ)の隠し味」として絶大な人気を誇ってきました。

 そして昨年11月から、とうとう一般家庭向けの販売が始まりました。すごいのは、インスタント食品やレトルト食品などにもちょい足しするだけで、お店で出てくるような味に変えてくれること。たったひと振りで料理のコクと奥行きが増すので、料理好きの間でも注目されているんです。

 独特の香ばしい風味とクセになる旨み。確かに、香りをかいでみると香りは完全にイカです。炭火焼きのイカを間近で嗅いでいるくらい強めの香りですが、非常に食欲をそそりまくります。

 用意したのは、冷凍チャーハン&冷凍餃子です。どれも一般的なスーパーやコンビニエンスストアで購入できるものです。というわけで、まずは「いかす醤」をチャーハンにかけてみました。

 チャーハン自体に味がしっかりついているので、2~3滴を振りかけてみました。しっかり混ぜていただきます。

 さっそくパクっとひと口。ベタな表現ですが、「これはびっくり!」というほかありません。控えめに言ってめちゃくちゃ美味しくなりました。市販のチャーハンは味が濃いめについているものが多いですが、不思議なことにこの「いかす醤」をかけると、塩味の角がとれて口当たりがマイルドになり、その代わり、お米の甘みや具材の旨みが超絶アップするんです。

 しかも、香りと味を直接確かめたときは、相当強かったイカの風味が、まったく違和感なくチャーハンと一体化。まだゲームも序盤だというのに、何かの間違いで最強の剣を手に入れてしまった勇者のような気分。もしかしたらとんでもない調味料かもしれない…としばし呆然としてしまいました。

 気を取り直して、次は餃子で試してみました。直接かけるとちょっと塩分が気になりますが、酢や醤油に混ぜると良い感じ。いざ実食です。

 おおっ! こちらは餃子の香ばしさが増して、よりガッツリ系の味わいになりました。自宅ではなかなか出せない、お店のような深みが簡単に出せるんですね。これは魅力的です。一つの料理に対して数滴しか使わないので、コスパも最高です。

 ちなみにインスタントラーメンにかけると、スープに奥行きが増して、ちょっとしたラーメン店になら勝てるんじゃないか、と思ってしまうほどでした。

「いかす醤」の優秀ポイントは、レトルト食品や惣菜、カップラーメンなど、すでに完成されているものにちょい足しすることで、そこからグンと味わいをグレードアップしてくれるところ。それでいて料理本来の味を全く変えてしまうわけではなく、自然と美味しさを引き出してくれる。まさに超優秀調味料と言っても過言でないでしょう。