自宅で台湾の味を再現! 台湾のスーパーで買えるイチオシ調味料&食材5選

桜海老のXO醤を使えば“台湾の味”に大変身

 いま、台湾では「熱炒(ラーチャオ)」という台湾式居酒屋がブーム。筆者も旅行中に訪れたのですが、そのときに食べた青菜炒めが絶妙においしかったんです。ニンニクだけでなく、何かパンチの効いた調味料が入っていることはわかるのですが、それが何かわからない……。

中国語が読めないながらも、青菜炒めだけはなんとなくわかった。少し濃いめの味付けで、台湾ビールとの相性は抜群
中国語が読めないながらも、青菜炒めだけはなんとなくわかった。少し濃いめの味付けで、台湾ビールとの相性は抜群

 結局、あの味付けが何だったのかわからないまま帰国したのですが、予想外の場所でその味に出会えました。そう、何となく買った自分用のお土産のなかに“それ”があったのです。その正体は、桜海老のXO醤!

今回購入したのは大榮というメーカーの蝦醤(シャージャン)。240g入りの瓶が現地では約363円だった。ほかのメーカーからも販売されており、貝柱入りなど高級食材を使ったものもある
今回購入したのは大榮というメーカーの蝦醤(シャージャン)。240g入りの瓶が現地では約363円だった。ほかのメーカーからも販売されており、貝柱入りなど高級食材を使ったものもある

 蝦醤はアミや桜海老に塩を加えて発酵させたものです。中華料理には欠かせない存在で、桜海老の香ばしさが決め手になっています。

桜海老がたっぷり入っているので、よく混ぜてから使う。また、少し温めてから使ったほうが香りが際立つそうだ
桜海老がたっぷり入っているので、よく混ぜてから使う。また、少し温めてから使ったほうが香りが際立つそうだ

 今回は、豆苗と卵の炒め物に櫻花蝦醤を加えたところ、台湾の居酒屋で食べた青菜炒めの味にかなり近くなりました。炒め物料理だけでなく、チャーハンの仕上げに加えたり、インスタントラーメンに加えたりと、使い勝手に優れた万能調味料です。