余りもので作るもう1品!ごはんが進みすぎる「大根葉のピリ辛ふりかけ」レシピ

働く妙齢男女が直面する「野菜を摂らなきゃ」プレッシャーも何のその。楽しくおいしく、野菜で飲めれば最高! と、酒に合う野菜のおつまみ、通称“ベジつまみ”を提案。外食好き&料理ベタの酒飲み女性ライターが、マクロビ料理家・丸さんの指南を受けつつお届けします。

余りもので作るもう1品!「大根葉のピリ辛ふりかけ」でごはんが進みすぎる!
食楽web

 私のように料理が下手な人間でも、せっかく葉っぱがついた大根を買ったときは「この葉を捨てずに何か一品作ろう」くらいのことは考える。ただ、やるとしたら塩もみして簡単な浅漬けにするとか、おみそ汁の具に使うとか、その程度。もうちょっと気の利いたアイデアがパッと湧けばいいのだが。

「ごはんのお供とかどうですか? かんたんだし、ちょっとしたお酒のつまみにもなってよいかも」

 瞬時にこう答えてくれるのが丸さんの頼りになるところ。材料を切っていたかと思えば、ちゃちゃっとフライパンで炒めて、瞬間的に出来上がったのが大根葉を使ったピリ辛ふりかけ。
 味つけ自体は他の野菜でも応用できるので、大根葉でなくとも、葉物野菜が余ったときに作れるもう一品として覚えておくとよいのだそう。

 肝心のお味は、ごま油の香ばしさが大根葉の苦みとぴったり。しいたけの出汁が奥行きを加えつつ、ピリッと全体を引き締める七味もよい感じだ。そして何と言ってもいい仕事をしているのは、食後にふんわりと香るゆず皮の効果。これがあることで、印象が品よくアレンジされている。こういうの、思いつかないなあ。

「熱々ごはんに乗せるイメージで作りましたが、このままチビチビお酒のつまみに食べてもおいしいですよ」

 残りもので作ったもう1品がすっかり主役。白いご飯と一緒にビールをおいしくいただいたのであった。