全国1906店を展開するコンビニエンスストア『ミニストップ』。フライドポテトやソフトクリームなどスナック類に人気があり、最近では駅弁風弁当や有名シェフとのコラボレーション商品も展開しいています。
その一つが「タレ弁」シリーズ。ミシュランガイド東京2022 にて一つ星を獲得した『sio』のオーナーシェフ・鳥羽周作さんが監修したことでも話題になっています。このシリーズの派生品として新登場したのが「タレサンド」です。
「タレ弁」シリーズ同様に、“例のタレ”を使ったサンドイッチとのこと。各店舗の入荷数にもよると思いますが、近所のミニストップ3軒目にしてようやく巡り合えたので期待も膨らみます。
美味しい理由はやはり、“特製タレ”にあり!
“例のタレ”はレストランライクの味にこだわり、たくさんかけてもしょっぱくならないように隠し食材にリンゴを採用しているそうです。こちらのパストラミベーコンに“例のタレ”を絡め、クリームチーズを合わせ、仕上げにブラックペッパーで味を締めています。
これは酒呑み脳を持つ筆者には、完全におつまみという認識。タレの塩梅もよく、塩気や香味、ペッパーのバランスも絶妙です。
もう一方は、食べ応えのあるローストチキンにポテトサラダ、パンチのある「ねぎ塩ダレ」を絡め、全体的に食べ応えのあるサンドに仕上がっています。
通常のサンドイッチと比べると値段の高さが気になるところですが、専門店で売られているものと遜色ない仕上がりなので、試す価値はアリです。
最近はコンビニおにぎりの高級化が話題ですが、これはサンドイッチの高級化の先駆けとして、今後の展開に注目したいですね。
(撮影・文◎亀井亜衣子)