丼メシの王様はやっぱりカツ丼! 編集部が選ぶ東京&大阪の「絶品カツ丼」5選

厚みのあるカツ2枚がフワトロ卵の上にのったカツ丼!|『豚大学とんかつ学部 神保町校舎』(東京・神保町)

「たまごかつ丼(大学院)」1680円
「たまごかつ丼(大学院)」1680円

 豚丼の人気店『豚大学』の姉妹店として2022年4月にオープンした『豚大学とんかつ学部 神保町校舎』。ボリューム表記は小・中・大そして「大学院」の4段階から選べます。こちらでぜひ食べてみたいのが、「たまごかつ丼」。

 大ぶりのかつ2枚がのった想像をはるかに超える大きな丼ぶりに、まずは驚くと思います。程よくタレが染みたカツは肉質がむっちりとしていて、1cm以上ある厚さもいい感じです。そして卵はフワッフワ。卵とじではないので、カツの衣のサクサク部分と、タレのかかったしっとり部分、そしてフルフル卵部分といろんな食感が楽しめます。カツが2枚あるので、ペース配分を考える必要がないのもイイ。白ごはん部分にもタレがかかっているので、掘り下げてもずっと「ウマっ」が続く一杯です。

●DATA

店名:豚大学とんかつ学部 神保町校舎

住:東京都千代田区神田神保町1-8 FUJlビル1F
TEL:03-5577-6015

カツ7切れでタワー状態のデカ盛りソースカツ丼|『ごちそう家ぽん太 八丁堀店』(東京・八丁堀)

「ソースカツ丼(大)」1150円
「ソースカツ丼(大)」1150円

 ビジネス街でありながら、昔ながらの情緒を今に残す街、東京・八丁堀にあるのが『ごちそう家ぽん太 八丁堀店』。旬の魚や、なかなか入手できない希少な肉を味わえるお店です。こちらで食べたいのが、店の名物「ソースカツ丼(大)」。

 計測すると直径18cm、高さ9cmのすり鉢に盛り付けられたソースカツ丼は高さ15cm、重さ1176g(器の重さを除く)。まさかの余裕で1kg突破。都心のビジネス街とは思えないボリュームです!

店長さんいわく、「豚肉の銘柄は決まっていないのですが、厚みは6mmと決めています。食べやすい厚さを追求してたどり着いたのが6mmなんですよ。ソースは、野菜やフルーツを8種類ブレンドして作っているオリジナルソースです」とのこと。

 このソースがまた、カツにはもちろん、キャベツやゴハンにも抜群に合うんです! 肉の厚さ、オリジナルソースなど、この「ソースカツ丼」に対するお店の想いがビシビシ伝わってくる一杯です。

●DATA

店名:ごちそう家ぽん太 八丁堀店

住:東京都中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル B1F
TEL:03-6228-3225

行列必至! ご飯を卵でとじる変わりカツ丼|『つかんと』(東京・虎ノ門)

「カツ丼」1540円
「カツ丼」1540円

 とんかつをもっと自由なスタイルで楽しもうよ、と提案するかのような斬新なメニューで人気なのが、虎ノ門ヒルズの虎ノ門横丁に軒を連ねる『つかんと』です。

「カツ丼」と言っても、『つかんと』では卵でとじるのはカツではなく、なんとご飯のほう。理由は、薄衣でカリッと揚げたカツの衣の食感を活かすためなのだそうです。

 衣は非常に軽く、中の肉は驚くほどしっとりジューシー。国産のヒレ肉は、噛むほどにじゅわりと旨みがあふれますが、油によるヘビーさはなく、いくらでも食べられそう。

そしてこの「カツ丼」をカツ丼たらしめているのが、陰の立役者である、おじや風のご飯。これは九州醤油の甘みの効いた割下の中にご飯を入れ、卵で閉じたもの。どこか懐かしさを感じる味わいで、とんかつとのギャップがあるのに、一緒に食べてみると、紛うことなきカツ丼! 非常にユニークな食体験ができるお店です。

●DATA

店名:つかんと

住:105-6490 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 3F 虎ノ門横丁
TEL:080-8810-4486