『なか卯』に人気のまぐろ丼が復活!「漬けまぐろ鉄火丼(豪快盛り)」を食べてみた

『なか卯』に人気のまぐろ丼が復活!「漬けまぐろ鉄火丼(豪快盛り)」を食べてみた
「漬けまぐろ鉄火丼」並盛:790円/豪快盛:1290円(ともに税込。イートイン・テイクアウト共通) | 食楽web

 京風うどんと多彩な丼メニューが評判の人気チェーン『なか卯』では、8月4日より期間限定にて「漬けまぐろ鉄火丼」の販売をスタート。2020年11月以来となる久々の登場に、復活を待ち望んでいた全国各地の『なか卯』ファンから大きな歓声が湧き上がっています。

店頭のPOP(食楽web)
店頭のPOP(食楽web)

 ご飯の上に“こだわり卵”を使った錦糸卵と刻み海苔を敷き、白醤油ベースの特製だれに漬け込んだ角切りのまぐろをたっぷりと乗せた丼で、『なか卯』の海鮮丼シリーズでも屈指の人気を誇るメニュー。多くの『なか卯』ファンを魅了してきたその美味しさを確認すべく、お店で実食してまいりました!

漬けまぐろの量が並盛の2倍となる「豪快盛」をオーダーしました!
漬けまぐろの量が並盛の2倍となる「豪快盛」をオーダーしました!

 店員さんに食券を渡してから、2分を待たずに丼が到着。さすがは生物(なまもの)、盛るだけとあって出来上がりがいつも以上に早い。メニュー写真と違って漬けまぐろの下の錦糸卵とご飯が結構見えちゃってますが、これはきっと店員さんが盛り方を少しばかりへくったんだろうと、ポジティブに受け止めることに。人というのはまぐろを前にすると、ナゼか心持ちが寛大になるものなんです(注:個人的な感想です)。

 まずは漬けまぐろを単独でいただいてみます。食感はしっとり寄りのねっとりと、まるで熟成したかのような味わい。水っぽさや筋っぽさは一切なく、まぐろの身の味と旨みが口の中に広がります。

 漬けということで白醤油だしの味わいをイメージしていましたが、それほどというかほとんど存在が感じられません。別皿で醤油を注せる小皿(ワサビ入り)が添えられているのを見るに、これは卓上の「旨だし醤油」をかけてどうぞということか。では遠慮なく、ワサビを溶いてまぐろにかけて、ご飯&錦糸卵&刻み海苔&青ネギごとレンゲでパクっ。美味い。それぞれの味がぶつかり合うこともなく、瞬時にひとつの美味しさに昇華します。白胡麻と青ネギがいいアクセントになっています。

醤油は多めにかけるのがオススメ。丼の味を壊しませんよ。
醤油は多めにかけるのがオススメ。丼の味を壊しませんよ。

 これは味噌汁も一緒に頼んでおいた方がよかったかなあと思ってる間も、レンゲを口へと運ぶ手が休むことはナシ。まぐろの味わいを楽しみつつ、錦糸卵&海苔乗せご飯をガツガツとかっ食らって無事完食。ごちそうさまでした!

 牛丼メインのチェーン店で出される海鮮系メニューに対して、正直なところ“質が落ちる”とか“扱いが今ひとつ雑”といった印象を抱いていましたが、今回の「漬けまぐろ鉄火丼」に関してはそんなことは全然ナシ。主役の漬けまぐろは冷凍ものにありがちな水っぽさや筋っぽさが皆無で、味わいも”漬け”らしい濃密な美味しさを楽しむことができました。

 敢えて足りない点を挙げるとするならば、味噌汁があればいいなと感じたほどの汁っ気のなさ。サイドメニューの「とろろ」(150円)で山かけ風にしたり、また「こだわり卵」(80円)でユッケ風にするのが、もしかしたら最適解になるかも!? なお、メニューの販売は9月末(予定)までとたっぷり余裕がありますので、ぜひお近くの『なか卯』で美味しい漬けまぐろを堪能してみてください!

●DATA

漬けまぐろ鉄火丼

期間:2022年8月4日(木)~9月末(予定)
販売:全国の『なか卯』(一部店舗を除く)
https://www.nakau.co.jp/jp/index.html
※価格は全て税込(イートイン・テイクアウト共通)