デニムの聖地・倉敷発祥の青い中華まん「デニムまん」を江ノ島で発見! さっそく食べてみた

国産デニム発祥地にちなむインディゴ色の新名物

江島神社の参道入口に建つ青銅鳥居。店舗はここから歩いて数分
江島神社の参道入口に建つ青銅鳥居。店舗はここから歩いて数分

 この中華まんが買えるのは、岡山県倉敷市美観地区にある「倉敷デニムストリート」の姉妹店として、昨春江の島にオープンした『湘南デニムストリート』です。

 倉敷といえば国産デニム発祥の地、いわばデニムの聖地として有名ですが、それにちなむご当地名物として、デニム色の軽食やドリンクなどを考案。その中でもっとも目を引き話題を呼んだのが「デニムまん」。この新名物が観光地・江の島でも購入できるようになったのです。

デニム色のさまざまなメニューがそろう
デニム色のさまざまなメニューがそろう

 江島神社の参道を歩き始めて数分。郵便局の並びに『湘南デニムストリート』はあります。テイクアウトコーナーでは「デニムソフト」や湘南店オリジナル「湘南波乗りアイスコッペパン」などもあり、そちらもそそられますが、ここはきっぱりと「デニムまん」を注文しました。

「デニムまん」350円。顔こそないもののドラクエのスライムにも見えてくる
「デニムまん」350円。顔こそないもののドラクエのスライムにも見えてくる

 白い包装紙から取り出し姿を表した「デニムまん」。確かに青い……、というよりジーンズを思わせるインディゴ色。かなりインパクトがありますが、なんだかつるっとしていてムラがなく、きれいだなぁという印象もあります。

 ちなみにこの色、着色料などは使っておらずクチナシの天然色素によるものだとか。“きんとん”などでおなじみの黄色だけかと思いきや、クチナシって青い色素ももっていたんですね。

生地と接する部分の肉餡もうっすらデニム色
生地と接する部分の肉餡もうっすらデニム色

 手で半分に割って、ためらわずにパクリ。生地が想像よりしっとりモチモチしていて、キメも細やか。肉餡には黒豚が使われているそうで、量的にもみっちり、そしてジューシーです。

 少々ギョッとする見た目ではありますが、食べてみれば至って美味しい! 食べ出したら止まらない肉まんでした。お店専用のスタンディングテーブルがあるので、落ち着いて味わえますよ。

 さらにこの秋から、お持ち帰り3個用の専用ボックスも誕生しています。デニム柄のデザインも洒落ていてお土産にもぴったり。箱代はサービスというのもうれしいですね。

 参道をさらに進めば、縁結びや金運アップなどのご利益で知られる江島神社、夕方からは冬のイルミネーションイベントも開かれているので、ぜひ江の島に足を運んで「デニムまん」とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎池田実香)

●SHOP INFO

湘南デニムストリート

湘南デニムストリート

住:神奈川県藤沢市江の島1-4-12
TEL:0466-47-6769
営:10:00~18:00