430円でこの旨さ! 九州から全国区に昇格した『ほっともっと』の「高菜弁当」を食べてみた

じわっと後を引く辛さ! 箸が止まらない高菜の油炒め

容器に盛られた白いご飯を高菜が半分埋め尽くす
容器に盛られた白いご飯を高菜が半分埋め尽くす

 ご覧ください、白いご飯の半分にドーン! と敷き詰められた高菜の油炒めを。油炒めならではの高菜の色味とつやも、食欲をそそりますね。

 ちなみに高菜の油炒めは、九州では「炒めていない高菜は口にしない」というほどポピュラーな食べ物だそうです。

醤油とごま油の旨味と香りがたまらない高菜の油炒め
醤油とごま油の旨味と香りがたまらない高菜の油炒め

 高菜をごはんとともに一口。ピリッ、シャキッと歯ごたえのある高菜が旨っ!

 ピリリとしながらも食べやすいのは、風味豊かなごま油に九州濃口醤油を加えて炒めているから。発酵食品である高菜漬けの酸味と塩味が醤油の旨味と結び付き、辛さを残しつつも旨味のある味わいに仕上がっているんですね。錦糸玉子や紅生姜とも相性抜群で、食欲が下がりがちな夏でもごはんがパクパク進みます!

土佐酢で食すジューシーな「とり天」

カラッと揚がったとり天に、甘酸っぱい土佐酢がからむ
カラッと揚がったとり天に、甘酸っぱい土佐酢がからむ

「高菜弁当」を盛り上げるもう一つの主役が「とり天」です。大分で半世紀以上愛されているとり天は、大分県民が誇るソウルフード。九州で広く親しまれる高菜の油炒めととり天を組み合わせたこのお弁当は、まさに九州を味わうお弁当といえますね。

唐揚げとは違うふっくらした衣の食感も楽しい
唐揚げとは違うふっくらした衣の食感も楽しい

 もも肉に衣を付けて揚げたとり天は、しっとり柔らかくてジューシーで食べやすく、甘酸っぱい土佐酢のだれがかかっています。

 この土佐酢、利尻昆布と鰹節でとった出汁に五穀酢を合わせたもので、まろやかな酸味が特長。とり天の旨みがより引き立って、これまたご飯が進み、高菜ととり天でご飯を分け合ううちに完食! 「500円でおつりがきていいの!?」と思うほど、実に美味しいお弁当でした。

 暑い時期でも高菜ととり天、錦糸玉子と紅生姜の絶妙なハーモニーで、モリモリ食べられる「高菜弁当」。お近くの『ほっともっと』でこの味わいをぜひ体験してみてください。

●DATA

Hotto Motto ほっともっと

https://www.hottomotto.com/

※鳥取県、島根県、広島県、山口県、九州地方では商品内容と価格が異なります。