焼酎の新スタンダードが家飲みを変える『赤坂まるしげ』が教える「薩州 赤兎馬」の楽しみ方

発売以来20年間変わらない軽やかで華やかな芋焼酎

「薩州 赤兎馬」の理念はシンプルに一貫している。それは革新的であること。芋焼酎本来の甘みや力強さを残しつつ、口当たりは軽やか、香りは華やか。丹念に濾過・熟成することで生まれる個性。発売以来20年、ブレることなく追求し続けた独創的な味は、ときに逆風を受けることもあっただろう。しかし今、革新は新たな潮流となった。世界三大酒類コンペティションのひとつSWSCでダブルゴールドを受賞。それは「薩州 赤兎馬」の革新に、時代が追いついた瞬間でもあった。

 赤坂の名酒場『赤坂まるしげ』の店主・小久保茂紀さんは、この快挙を予感していたのだろうか。「甘みとコクのある赤はロックのほか、お湯割りでも美味しい。紫芋由来の華やかな香りの青は、炭酸割りやストレートで。どちらも軽やかでふくよかな素晴らしい味」と改めて賞賛を寄せる。さらに小久保さんは言う。

「もともと良い酒でしたが、ここに来てさらに洗練された気がします。芋本来のふくよかさがありながら、さらにキレが増している」。それは長年この酒に親しみ続けたからわかる、わずかな変化なのかもしれない。だが赤兎馬にとってこの栄誉ある受賞はゴールではなく、これからも進化し続けるスタートなのだ。

赤の赤兎馬「薩州 赤兎馬」

アルコール分/ 25度、原材料名/さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)、内容量/ 720ml、価格/ 1738円(税込)
アルコール分/ 25度、原材料名/さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)、内容量/ 720ml、価格/ 1738円(税込)

 特殊な濾過方法により、すっきりとした透明感のなかに、芋焼酎ならではの重厚感も残す。さらに冠嶽の伏流水がまろやかさをプラスする。「芋本来のふくよかな甘さが魅力」と小久保さん。

「豚ロースと根菜のステーキ醤油麹風味」

 赤の赤兎馬のまろやかな甘さに寄り添うのは、幻の豚「梅山豚」のほのかに甘みのある脂。醤油麹と酒、みりんにザラメを混ぜた照り焼き風のタレを、グリルした豚ロースと根菜に合わせることで食欲をそそる味わいに。

青の赤兎馬「薩州 赤兎馬 20度」

アルコール分/ 20度、原材料名/さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)、内容量/ 720ml、価格/ 1452円(税込)
アルコール分/ 20度、原材料名/さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)、内容量/ 720ml、価格/ 1452円(税込)

 紫芋由来のフルーティで爽快な味わい。アルコール分を20度に抑えることで、いっそう軽やかに。「紫芋の華やかな香りと軽快な飲み口で、ソーダ割りに最適」と小久保さん。

「ホワイトアスパラ、空豆、ホタルイカの塩昆布炒め」

 ホタルイカと旬野菜を塩昆布とバターのソースでソテー。鼻に抜ける香りが、華やかな青の赤兎馬とマッチする。バターは少し焦がして香ばしさをプラス。仕上げにソースにレモンを搾ることで、料理にも爽快感を加えている。

『薩州 赤兎馬』の動画も公開!

●DATA

薩州濵田屋(株)

TEL:0996-21-5260
https://www.sekitoba.co.jp/

※飲酒は20歳から。飲酒運転は法律で禁じられています。飲酒は適量を。妊娠中や授乳中の飲酒はお控えください。