今年は高級食材も! 毎年すぐ完売する「100円おせち」がレベルアップして登場

サイズや形が不揃いの棒鱈や魚卵はかなりお得

「棒鱈甘露煮」は、京都の正月に欠かせない料理のひとつ「いもぼう」風にお芋の煮物に添えてもいい
「棒鱈甘露煮」は、京都の正月に欠かせない料理のひとつ「いもぼう」風にお芋の煮物に添えてもいい

 新登場のおせち料理のなかで、「え、本当に100円なの!?」と思ったのが、「棒鱈甘露煮」と「魚卵のうま煮」です。いずれも正月が近付くと食材の価格が跳ね上がりますが、不揃いのサイズや形のものを使うことでコストを抑えているのだとか。

甘辛い味付けで柔らかく煮た棒鱈は1パックに2切れ入っていた
甘辛い味付けで柔らかく煮た棒鱈は1パックに2切れ入っていた

 棒鱈は自分で炊くとなると手間も時間もかかる料理ですが、これがお店で買えてしかも100円となると買わない手はありません。噛むほどにうま味の広がる棒鱈は正月を感じさせてくれるでしょう。

甘じょっぱい味付けで煮た「魚卵のうま煮」は日本酒にもよく合う
甘じょっぱい味付けで煮た「魚卵のうま煮」は日本酒にもよく合う

 子孫繁栄を願ってお正月に食べられる魚卵は、「魚卵のうま煮」として登場。不選別なので1本入りのものと2本入りのものがありますが、味付けは文句なしです。

このクオリティで100円というのが信じられない
このクオリティで100円というのが信じられない

 想像以上に魚卵がギュッと詰まっていて、ちびちびと食べながら日本酒が飲みたくなること必至! 筆者もつい試食をしながら日本酒が進んでしまいました。大人になるとおせちの楽しみ方も変わってくるのを実感しますね。