6カ国80種超のシードルが味わえる「シードルの祭典」開催間近!

「東京シードルコレクション2017」の詳細と楽しみ方を教えてください。

6カ国80種超のシードルが味わえる「シードルの祭典」開催間近!

「東京での開催は昨年8月に続いて2回目。リンゴや食文化、そして歴史が色濃く反映された国内外のリンゴ酒文化を体験できる日本最大級のシードルイベントです。昨年11月に北海道札幌市で北海道シードルコレクションを、今年5月は長野県飯田市で長野シードルコレクションを開催していますので、シードルコレクションとしては4回目となります」

―6カ国80種超のシードルが試飲できるとか。シードルってそんなにあるんですか? 日本だけでもすごい種類です。

「そもそもこれだけの数のシードルが試飲できるイベントは珍しいと思います。今年は初登場のドイツを含め、日本、フランス、スペイン、イギリス、アメリカの6カ国から集まります。当初は昨年同様40種超の予定でしたが、直前で倍になりました」

―第1回目を振り返りながら、今年の新企画や演出について教えてください。

「昨年盛り上がったのはスペインのりんご酒”シードラ”のエスカンシアのデモンストレーション。エスカンシアとは高いところからグラスに流し落とす注ぎ方で、会場では目の前でそれを見ながら試飲できます。また、日本酒の蔵元さんやワインの生産者が参加するイベントと同じだと思いますが、シードル生産者や輸入元のスタッフから直接話を聞けたりコミュニケーションができるのもこうしたイベントの魅力ですね。

 今年は上記の人気企画に加えて、イギリスから生産者を招いてのセミナー(チケットは完売)や、シードルアンバサダーおすすめのガレットやアップルパイなどもあり、シードルとのペアリングが楽しめる趣向になっています。チーズやカフェメニューもあります」(※フードと有料プレミアムシードルは参加費には含まれません)

6カ国80種超のシードルが味わえる「シードルの祭典」開催間近!

―シードルアンバサダーもいるんですね。ところで、試飲はどのようなスタイルで? それから、飲む気満々なんですが、どうやって制覇したらいいですか(笑)。

「参加者の皆さんにはシードルガイドブックとイタリア製テイスティンググラスを配布します。グラスホルダー付きですのでハンズフリーで会場内を軽快にまわっていただけます。どんなイベントでもそうだと思いますが、会場のまわり方、イベントの楽しみ方は人それぞれですね。あくまでも一例ですが、シードルコレクションの歩き方をご提案しています。よろしければご参考に」