名店『とうふ屋うかい』が手掛ける唯一無二の“お取り寄せ鍋”を食べてみた!

会席料理の演出を家庭でも。「吟醸とうふ」と「生湯葉」もセットに

 そんなとうふ料理の名店から取り寄せたのが、名物である「豆水とうふ」を味わえる「豆水とうふセット」。といっても、これが、ただとうふを味わえるセットではありません。

 何と鍋用の豆水とうふとともに「吟醸とうふ」と「生湯葉」もセットになっているのです。

青竹を模した容器に収められた「吟醸とうふ」。大豆の甘みが際立つ
青竹を模した容器に収められた「吟醸とうふ」。大豆の甘みが際立つ

「吟醸とうふ」は、一般的な品種に比べ豆の持つ甘みと旨みが強く、「砂糖がいらないほど甘い」ことから“サトウイラズ”といわれる青大豆を使った逸品。

 まずは何もつけずに豆腐そのものの味を楽しみ、その後、塩と出汁醤油をお好みでつけて味わいます。そのまま食べるとしっとりとした食感となめらかな舌触り。さすがは“サトウイラズ”を使ったとうふだけあり、ムワッと押し寄せる甘みが口のなかいっぱいに広がります。

美味塩を一振りして味わえば、その甘さは際立つばかり。もはや豆腐のスイーツのよう
「美味塩」を一振りして味わえば、その甘さは際立つばかり。もはや豆腐のスイーツのよう

 次に別添された塩につけて味わってみると、これがすごい。「美味塩」と名付けられた天日塩の、角がなく、まろやかな塩気が、豆腐の甘さだけを見事に際立たせるのです。

 出汁醤油で味わってみても、豆腐に出汁の風味と醤油の香りが優しく寄り添います。さらに生湯葉も秀逸。とろりとした贅沢な食感と濃厚な大豆の旨みを楽しめます。

生湯葉が出汁醤油につけて。とろける食感のなかに大豆の風味が広がる
生湯葉を出汁醤油につけて。とろける食感のなかに大豆の風味が広がる

 吟醸とうふ、生湯葉を肴にお酒とともに味わい、十分にテンションを高めてから、いざ豆水とうふへ。鍋だけで終わらせない、“とうふ会席料理”を標榜する『とうふ屋うかい』の演出がまた心憎いですね!