一番美味しいのはどれ? ハーゲンダッツの2020年上半期人気トップ10を食べ比べてみた

食べてわかった人気トップ10の実力

1位:CREAMY GELATO「アーモンド&ミルク」
1位:CREAMY GELATO「アーモンド&ミルク」

 早速ではありますが、第1位から食べていきましょう。こちらがCREAMY GELATO「アーモンド&ミルク」。今年6月23日に発売された新作です。

冷凍庫から出して少し置き、スプーンで練って空気を取り込み、ふわっとさせるのがポイント
冷凍庫から出して少し置き、スプーンで練って空気を取り込み、ふわっとさせるのがポイント

 ハーゲンダッツならではの濃厚な味わいと、ジェラートらしいすっきりとした後味を兼ね備えた新シリーズ。最大の特徴は“練って”食べること。口にすれば、アーモンドの香ばしさとともにミルクジェラートの深いコクがじんわり染み渡ります。意外にもあっさりとした後味が、あっさり好みの男性人気を高めた要因だったのかも知れません。

2位:ミニカップ「キャラメルホリック」
2位:ミニカップ「キャラメルホリック」

 次は2位のミニカップ「キャラメルホリック」です。こちらは4月28日に発売されました。一見、普通のキャラメル味のアイスクリームですが、スプーンを入れてびっくり。トロトロのキャラメルソースが出てきました。食べてみると、超濃厚! この一言につきます。

超濃厚なキャラメルソースが仕込まれています
超濃厚なキャラメルソースが仕込まれています

 アイスクリームの中央にソースを溜める「たまりソース構造」によって、キャラメルのとろりとした食感と濃厚な風味を演出。キャラメル好きならこれ一択、というくらい存在感バツグン。市販のアイスでこれほどまでに濃いキャラメルアイスはいまだかつて食べたことがありません。

3位:クリスピーサンド「ザ・キャラメル」。温かいコーヒーと一緒にいただきました
3位:クリスピーサンド「ザ・キャラメル」。温かいコーヒーと一緒にいただきました

 どんどん行きましょう。3位は、クリスピーサンド「ザ・キャラメル」です。クリスピーサンドというと、2001年に発売された日本生まれの商品。今回の「ザ・キャラメル」は4度目のリニューアルを経た渾身の一品です。

パリッとクリスピーなウエハースが、まったりとしたキャラメル味と合うんです
パリッとクリスピーなウエハースが、まったりとしたキャラメル味と合うんです

 ミルクが香るアイスクリームにバタースカッチを加え、キャラメル、ミルク、バターを組み合わせた「これぞまさにキャラメル」といったド直球な味わいです。どことなく懐かしい感じもあり、子どもから大人まで、世代を問わず好まれそうな印象を受けました。

4位:ミニカップ「白桃」
4位:ミニカップ「白桃」

 4位は白桃果汁を贅沢に使用した、ミニカップ「白桃」です。収穫後、時間をかけて“追熟”させることで、甘く柔らかな果肉感を備えた白桃がたっぷり使用されています。

シャリッとみずみずしい食感は重ための食事の後にもぴったり
シャリッとみずみずしい食感は重ための食事の後にもぴったり

 また、余分な熱を加えることなく、白桃本来のおいしさが味わえる“凍結濃縮果汁”が加わっているのもポイントで、とにかくジューシーな果汁感が特長。細かい白桃果肉も加えられていて、どこにスプーンを入れても白桃のフレッシュな味わいを楽しめました。

5位:クリスピーサンド「抹茶アンサンブル」
5位:クリスピーサンド「抹茶アンサンブル」

 第5位にはクリスピーサンドから「抹茶アンサンブル」がランクイン。ほろ苦い抹茶クッキーが入った抹茶アイスクリームを、やさしい甘さの抹茶コーティングで包み、抹茶ウエハースでサンド。抹茶尽くしの一品ですが、くどさを感じさせずにおいしくまとめてくるあたりが、ハーゲンダッツらしいなという印象。上品の甘さと抹茶の高貴な香りに癒されました。