中華街の老舗に聞く、家でプロ並みの「町中華」が作れる中華グッズ6選

チャーハンや中華炒めに! 鉄製の「中華鍋」

 パラパラのチャーハン、シャキシャキの食感と旨みを生かした野菜炒めなど、本当に美味しい炒めものを作るなら「中華鍋」が絶対オススメ。

 プロも愛用するこの逸品。中華鍋は使う前に油で空焼きが必要ですが、こちらはあらかじめ鉄を叩いて締めているので、空焼きは不要です。

奥が「中華鍋」2000円台から。手前は「中華ジャーレン(油切り)」2420円、「中華お玉」800円
奥が「中華鍋」2000円台から。手前は「中華ジャーレン(油切り)」2420円、「中華お玉」800円

 中華鍋と合わせて買いたいのがさびにくく、扱いやすいステンレス製の「中華ジャーレン(油切り)」と「中華お玉」。これ、持っていると料理に俄然、差が付きます。

「お玉で多めの油を鍋に入れ、このお玉で空気を含みながら海鮮や野菜をサッと炒め、中華ジャーレンで油を切る。これで海鮮はぷりぷり、野菜もシャキシャキな仕上がりなりますよ」(『照宝』の店長・永井さん)

 ちなみに、鉄鍋は植物性のタワシを使い、お湯だけで洗ってお手入れしましょう。

どんな調理にも使い勝手抜群! 「丸のまな板」と「中華包丁」

「檜製丸のまな板」2200円、「中華包丁」6300円
「檜製丸のまな板」2200円、「中華包丁」6300円

 中華鍋やセイロを見ていたら気になってきたのが、丸い形の「檜製まな板」と「中華包丁」です。

 どうです、この存在感。厚みのあるまな板は、檜製で抗菌性があり、カビにくいのが特徴です。「丸い形は素材がこぼれにくくて、いろんな素材を一度に切れるから便利なんですよ」とのこと。高さがあるので、素材をすくいやすいのもいいですね。

 中華包丁は家にあると、「おぉ~、本格的ですね!」と思わせる道具の一つ。しかも、硬い素材でもザクザク切れるし、ニンニクを潰したり、肉を叩いたりなどもできます。さらに、切った食材を乗せて鍋に放り込むのもお手のもの。一度使うと、やみつきになること必至です。

中華料理店のテーブルを再現できる「中華食器」

 中華グッズで外せないのが、料理を盛り付ける食器類。『照宝』で人気の高いこちら食器たちは、グリーンを基調にした料理が映えるデザインがポイント。

 楕円形の皿には酢豚や餃子、チャーハンなどを盛りつけましょう。丼とレンゲも合わせれば、いつもの何気ないラーメンも本場の雰囲気になりますよ。調味料入れも合わせて使えば、食卓が映えますよ。

小さな中華鍋デザインが可愛い「調味料入れ」

ステンレス製「調味料入れ」910円から
ステンレス製「調味料入れ」910円から

 お土産や贈答用にも人気のグッズが、この「調味料入れ」。中華鍋のデザインで、調味料をすくうスプーンもお玉の形。可愛すぎるため、使っているだけで気分が上がります。ホームパーティに出せば、話題になること間違いなし!

 これは調味料の保存用ではなく、おろしニンニクやゴマ、ネギなどの薬味やラー油、わさびなどを料理に合わせて入れて、食卓に並べましょう。蓋もついているので乾燥しにくいのもいいですね。

こんなの欲しかった! 便利な「カトラリー」

右から「穴開きレンゲスプーン」430円、「ヘラ」200円、「ミニお玉」、「小スプーン」70円
右から「穴開きレンゲスプーン」430円、「ヘラ」200円、「ミニお玉」、「小スプーン」70円

「こういうの、欲しかったの!」と思わず即買いしてしまうのが、痒い所に手が届く便利なカトラリーたち。

「穴開きレンゲスプーン」は特に人気で、ラーメンの具や湯豆腐などの鍋料理、缶詰の具だけをすくうことができます。「ヘラ」は著者も使っていますが、餃子の具を皮に綺麗に乗せられるので、かなり便利! 調味料用「ミニお玉」や、わさびやからしに最適な「小スプーン」も普段のスプーンより使い勝手よし。

 逸品の中華グッズがあれば、プロの料理人の気分で絶品の中華が楽しめます。ぜひお好みのグッズを揃えて、家族が喜ぶ “町中華”料理を再現してみてください。

●SHOP INFO

中華街 照宝

住:神奈川県横浜市中区山下町150番地
TEL:045-681-0234
営:10:30~20:30
http://www.shouhounet.jp/