料理はビールに合う地鶏や朝獲れ鮮魚など、ペアリングを楽しみたい！
料理は自社で育てる地鶏や鮮魚など、素材の良さを活かした淡麗で綺麗な味わいの「RYDEEN BEER」を絶妙に引き立てるものばかりです。料理の開発には半年～1年の歳月を費やしたそうです。それぞれの料理にはペアリングにおすすめな「RYDEEN BEER」の銘柄も用意されています。
例えば契約農家で育てた地鶏を使った「みやざき地頭鶏のパリパリジューシーチキン」には、「PILSNER」を。
地鶏は事前にだしに漬け込み皮目を脱水し、はじめは低温で焼き後半は高温で焼き上げることで皮目はパリパリ、中は肉汁たっぷりでふっくら仕上げています。そんな強い旨みが特徴のチキンに、泉ビール時代と比べ3倍のドイツ産ホップを使用し、スパイシーで爽やかな香りと冷涼感が特徴の「PILSNER」がよく合いました。
鮮度の良い鰹をレアの状態でカツレツにした「かつおのレアかつ」も、生販直結だからこそ実現できた味と価格です。
こちらにはエールビールの「アルト」をペアリング。一般的に硬水で仕込まれるアルトビールを極軟水「雷電様の清水」を仕込水にすることで、よりすっきりと飲みやすい味わいになっており、新鮮な鰹の味わいに寄り添ってくれます。
ビールのお供の定番として外せない「若鶏の旨味溢れる唐揚げ」も、半年ほど開発の時間をかけた同店自慢の逸品。「唐揚げの小籠包を目指した」と開発者が語る通り、一口噛むだけでジューシーな肉汁が溢れだし、オリジナルシーズニングが後を引く美味しさです。
そんなジューシーな唐揚げには「IPA」がおすすめとのこと。高いアルコール度と力強いホップの味わい、そして口の中に残るハーブのような香りが唐揚げの油っぽさに清涼感をもたらしてくれます。
1階は一人飲みや立ち飲み、2階はゆったりと食事利用と使い分けもできる
店舗は1階と2階に分かれており、それぞれシーンに合わせて使えるようなレイアウトに。1階はビールとつまみを軽く楽しみたい気分の時にフラッと立ち寄れるよう、カウンターをメインにした“和バル”とも呼べるフロアになっています。窓扉はほぼフルオープンさせることができ、立ち飲み利用にもうってつけです。
2階はカフェと居酒屋の中間をとったような作りで、腰を落ち着けてゆっくりと食事を楽しめる作り。照明にも配慮したシックな雰囲気で大きな窓があり換気もしやすく、安心してデートや取引先の招待時に使えそうです。ビールのタップは両フロアに設置してあるので、どちらを利用してもいれたての新鮮なビールを味わうことができます。
酒造りの名手と生販直結の飲食業が手を取り合ったからこそ実現した、低価格で高品質なお酒と料理の数々。予約が殺到する前に早めにチェックしておきたいところです。
（取材・文◎中森りほ）
●SHOP INFO
店名：ヤオロズクラフト
住：東京都品川区西五反田1丁目4-8 1階・2階
TEL：03-6420-0739
営：11:30～14:00、17:00～24:00、土日祝12:00～22:00
休：なし
※値段は全て税別
