富山発の純米大吟醸酒「リンク 8888」の魅力とは? 富山県・東岩瀬の美食スポットを巡ってきた

「リンク 8888」を『御料理 ふじ居』で地元の食材と大満喫

 東岩瀬でのリンク 8888を巡る旅のラストは、『御料理 ふじ居』です。こちらは廻船問屋の建物を改築した建物で、カウンター席では美しいお庭を眺めながら食事が楽しめます。

富山の食材にこだわるのが同店の特徴。次回はプライベートで訪れようと心に決めた
富山の食材にこだわるのが同店の特徴。次回はプライベートで訪れようと心に決めた

 こちらでは、氷見から届いた10kg超えのブリと、ツキノワグマを使った氷見うどんをいただきました。もちろんこれらの料理に合わせるのはリンク 8888です。ウイスキーの香りが料理の邪魔をするのではと思うかもしれませんが、その心配は一切不要! ブリは魚の旨みに、うどんは出汁によく合い、香りがそれぞれの料理のおいしさを引き立てています。

氷見のブリはそろそろ終わりの季節だったが、今回のために特別に用意してくれたそうだ
氷見のブリはそろそろ終わりの季節だったが、今回のために特別に用意してくれたそうだ
ツキノワグマのロース肉を使用したうどんは初めて見る。ケモノ臭がなく、脂身が甘かった
ツキノワグマのロース肉を使用したうどんは初めて見る。ケモノ臭がなく、脂身が甘かった
プレスツアーの締めに、「シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ」をロックで味わった
プレスツアーの締めに、「シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ」をロックで味わった

 日本酒はシンプルなものこそ、料理を引き立ててくれると思っていました。しかし、それは勘違いで、今回の多様な満寿泉のラインナップを飲めば飲むほど、「こんな料理にも合うのか!」と驚くことばかり。とくに、イタリアンに合わせるというのは知らない人もまだまだ多いと思います。

 リンク 8888の「8888」は、スコットランドの蒸溜所と桝田酒造店の距離。そして、人と人や職人芸といったさまざまな“リンク”を「8」の数字が表しています。ぜひリンク 8888と富山の味覚を組み合わせて、そのつながりを感じてみてください。

●DATA

桝田酒造店

http://www.masuizumi.co.jp

◯「リンク 8888」に関するお問合せ先
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
TEL:03-5802-2671
https://www.amazon.co.jp/dp/B07ZNGH14N/

●著者プロフィール

今西絢美

編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好きで、利酒師とフードツーリズムマイスターの資格も持つ。