21世紀の喫茶革命! 日本茶とコーヒーが香る「猿田彦珈琲」のコーヒーチャとは?

21世紀の喫茶革命! 日本茶とコーヒーが香る「猿田彦珈琲」のコーヒーチャとは?
食楽web

 暑さも和らぎ、秋になってくるとほっこりできるティータイムが楽しくなってきますね。そんな中、人気のコーヒー店『猿田彦珈琲』と茶葉ブランド『EN TEA』との相互協力のもと、新ドリンク「珈茶(コーヒーチャ)」が誕生したとのニュースが。コーヒーと日本茶の新たな可能性、そして新しい喫茶のあり方として、店舗限定・期間限定で味わえる「珈茶(コーヒーチャ)」とは? どんな飲み物なのか、さっそくご紹介します。

コーヒー×日本茶が調和した「珈茶(コーヒーチャ)」

アイスでなければ出せない味わい。「珈茶」580円
アイスでなければ出せない味わい。「珈茶」580円

 コーヒーと日本茶は、どちらも豆や茶葉の産地、栽培方法、焙煎の仕方などで、いろいろな味が楽しめる、奥深さは似ていますが、普段の生活の中では別の土俵にある飲み物という感じです。ごくわずかな世界では、これらを混ぜ合わせることがあったそうですが、一般的にはこの2つが調和することはないと思われてきました。

 そんな常識を覆そうとチャレンジしたのが、『猿田彦珈琲』代表の大塚朝之さんと、『EN TEA』主宰の丸若裕俊さん。『EN TEA』とは丸若さんと、佐賀県嬉野で代々茶業に関わってきた松尾俊一さんの2人でスタートした日本茶ブランド。畑から学ぶ古来農法と現代技術を融合させ、「自然」と「飲む人」へ寄り添った茶葉を生み出している注目のブランドです。

完成するまで約1年を費やした傑作

新感覚ドリンクが誕生しました
新感覚ドリンクが誕生しました

 高品質の素材をそれぞれ選び、純粋に混ぜ合わせることから開発がスタート。普段からなかなか同じタイミングで飲むことも少ないコーヒーと日本茶。それぞれのプロが思考を凝らしても、“調和”はなかなか生まれなかったといいます。

 分量の割合について試行錯誤するのはもちろん、なんと、「ホエイ」を加えるという発想に。「ホエイ」は乳清のことで、チーズを作る時に固まったたんぱく質部分を除いた水分や、ヨーグルトを置いておくと上の方にたまる水分がそれにあたります。この乳清を混ぜ合わせることで、これまでに体験したことのないテイスト、なおかつ、コーヒー、日本茶のどちらの存在もしっかりと感じられる新ドリンクが生まれました。

21世紀喫茶革命ともいえる新感覚ドリンク

店舗限定で飲むことができます(写真は誠品生活日本橋店)
店舗限定で飲むことができます(写真は誠品生活日本橋店)

 度重なる失敗と思考錯誤の結果、ようやく完成したのが「珈茶」。丸若さんと大塚さんの出会いから約1年かけ、満を持してのお披露目となったこちら。乳清が入っていますが、ミルクの入ったラテのような飲み物でもなく、ストレートティーもしくは、ブラックコーヒーのような感覚ともいえる「珈茶」。これはもう、ほかのどんな飲み物とも違う、まさに「珈茶」としかいいようのない新しいドリンクです。

 ホットでは香りや風味が変わってしまうということで、アイスのみで提供されます。頭であれこれ考えず、ゆっくり、じっくり味わいたい一杯です。店舗限定、期間限定なので、早めにお店に出向いてぜひ試してみてください。

●DATA

「珈茶(コーヒーチャ)」

期間:2019年10月11日(金)~11月14日(木)
販売:猿田彦珈琲6店舗(誠品生活日本橋店、アトリエ仙川店、アトレ恵比寿店、調布焙煎ホール、武蔵小杉店、立川高島屋S.C.店)
https://en-tea.com/blogs/news/20191007