食べるだけで南国気分! 「成城石井」のシンガポールフェアの惣菜&デザートの本気度がスゴい

「シンガポール風ソイソースチキンヌードル」は新開発の細麺が決め手

「シンガポール風ソイソースチキンヌードル」は、エスニックな味わいの麺料理。中国醤油や五香粉などを配合した合わせ調味料に漬け込んだ鶏肉と一緒に、タレをしっかり絡めた細麺をいただきます。

「成城石井自家製 シンガポール風ソイソースチキンヌードル」(699円・税抜)は「成城石井 オーガニックハーブティー レモングラス&ジンジャー」にぴったり。果実感のある「ラブリュンヌロゼ」にも合う
「成城石井自家製 シンガポール風ソイソースチキンヌードル」(699円・税抜)は「成城石井 オーガニックハーブティー レモングラス&ジンジャー」にぴったり。果実感のある「ラブリュンヌロゼ」にも合う

 この料理の決め手となるのが細めの蒸し麺で、この麺は現地の味を再現するために新たに開発したそうです。実際に食べてみると、少し縮れた麺にタレがよく絡み、ボリュームも満点。タレは中国醤油、オイスターソース、タイの醤油である「シーユーダム」を使った甘辛い味になっており、別添えのシンガポール風チリソースが加わることで、さらに現地の味わいに進化します。

麺をゼロから開発するというこだわりっぷり。甘辛いながらもシンガポール風チリソースのおかげでピリッとした辛さが加わり、味のアクセントになっている
麺をゼロから開発するというこだわりっぷり。甘辛いながらもシンガポール風チリソースのおかげでピリッとした辛さが加わり、味のアクセントになっている

「ナシレマ」はシンガポール人も「おふくろ味」と大絶賛

「ナシレマ」という日本では聞き慣れない料理も今回のフェアに登場。日本語で説明すると「マレー風唐揚げとサンバルチリのココナッツライス」。スパイシーな唐揚げと豆料理をココナッツライスと一緒に食べる料理です。

「成城石井自家製 ナシレマ(マレー風唐揚げとサンバルチリのココナッツライス)」(699円)は、甘酸っぱい「成城石井 ざくろMIXスパークリング」やしっかりした酸味のあるロゼワイン「クレマン ド リムーロゼ」との組み合わせがおすすめ
「成城石井自家製 ナシレマ(マレー風唐揚げとサンバルチリのココナッツライス)」(699円)は、甘酸っぱい「成城石井 ざくろMIXスパークリング」やしっかりした酸味のあるロゼワイン「クレマン ド リムーロゼ」との組み合わせがおすすめ

「ココナッツライス」は、ココナッツクリームとココナッツファインを加えて風味を出したごはん。そこまで甘くはなく、香りが豊かな印象を受けます。そんなごはんと一緒に食べるマレー風唐揚げは、ターメリックやコリアンダーなどのスパイスと黒糖を使用するので、甘辛さが感じられます。これはごはんが進む! シンガポール政府観光局北アジア局長のマーカス・タン氏も「おふくろの味だ」と大絶賛していたそうです。

おかずはスパイシーで少し辛さは強め。ココナッツの甘い香りがするココナッツライスはぜひ一度食べてみてほしい
おかずはスパイシーで少し辛さは強め。ココナッツの甘い香りがするココナッツライスはぜひ一度食べてみてほしい

 干しエビや唐辛子、にんにくなどをすり潰した調味料「サンバルブラチャン」でオクラを炒めるなど、調味料にとことんこだわったひと品といえそうです。

「シンガポール風エビスープヌードル」は2種類の麺をミックス

 現地さながらなのは、調味料だけではありません。「シンガポール風エビスープヌードル」、通称「プロウンミー」は現地のスタイルにならって中華麺とビーフンをミックスしているんです。こんなふうに2種類の麺を混ぜて食べる料理は日本にないので新鮮ですね。

「成城石井自家製 シンガポール風エビスープヌードル(ブロウンミー)」(699円)は8月2日から15日までの限定販売。「成城石井 冷頂烏龍茶」や「ゾーニンロゼ」と組み合わせるといい
「成城石井自家製 シンガポール風エビスープヌードル(ブロウンミー)」(699円)は8月2日から15日までの限定販売。「成城石井 冷頂烏龍茶」や「ゾーニンロゼ」と組み合わせるといい

 エビスープはアメリケーヌソース、エビのエキス、おきあみ、サンバルブラチャンで仕上げられており、少しピリ辛です。エビの殻でダシを取るアメリケーヌソースはフレンチに用いるのが一般的ですが、アジア料理に使うという斬新な発想のおかげで、エビの旨みが存分に活きたヌードルに仕上がっています。

2種類の麺をミックスすることで、異なる食感が生まれて面白い。ライムをかけて食べるので後味はさっぱりしている
2種類の麺をミックスすることで、異なる食感が生まれて面白い。ライムをかけて食べるので後味はさっぱりしている

デザートもシンガポール感満載

 惣菜だけでなく、デザートへのこだわりも負けてはいません。「有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」や「シンガポール風パイナップルケーキ」も、まさにシンガポールグルメ。黒胡麻や黒糖を使用することで、日本人が食べやすい味に仕上がっています。

「成城石井自家製 有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」(399円)は、有機豆乳とキビ糖で仕上げたベースの上に、黒練り胡麻、あんこの層が重なっている。さらに自家製のココナッツわらび餅、くるみ、さつまいも、クコの実、ココナッツクリームジャムがトッピングされている
「成城石井自家製 有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」(399円)は、有機豆乳とキビ糖で仕上げたベースの上に、黒練り胡麻、あんこの層が重なっている。さらに自家製のココナッツわらび餅、くるみ、さつまいも、クコの実、ココナッツクリームジャムがトッピングされている
ココナッツクリーム、玉子、バター、黒糖で仕上げたクリームを絞った「成城石井自家製 シンガポール風パイナップルケーキ」(899円)。自家製のパイナップルジャムとパイナップルでトロピカルな味わい
ココナッツクリーム、玉子、バター、黒糖で仕上げたクリームを絞った「成城石井自家製 シンガポール風パイナップルケーキ」(899円)。自家製のパイナップルジャムとパイナップルでトロピカルな味わい

 今回紹介した以外にも、「成城石井自家製 8種野菜と食べるマレー風魚だしのスパイススープ春雨」(599円)や「成城石井自家製 シンガポール風ソイソースチキンライス」(699円)、「成城石井自家製 シンガポール風ワンタンミー」(699円)も登場します。シンガポールフェアは8月31日までの開催です。期間中にぜひ成城石井でシンガポール料理を堪能してみてください。

(取材・文◎今西絢美)

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