日本酒はマイナス5度で管理するのが正解!? 「SAKE PROJECT」主催の“SHUGOの会”に潜入してきた!

マイナス5度での保存で日本酒の味を守る

SAKE CABINETは容量100リットル台の日本酒セラー。一升瓶を9本、四合瓶を最大12本まで保管可能。実売価格は10万円前後
SAKE CABINETは容量100リットル台の日本酒セラー。一升瓶を9本、四合瓶を最大12本まで保管可能。実売価格は10万円前後

 そして、今回の「SHUGOの会」でお披露目されたのが、AQUAの「SAKE CABINET」という日本酒セラーです。AQUAはワインクーラーのシェアが10年連続世界ナンバーワンのハイアール社のグループ会社なので、温度管理技術に優れたメーカーだといえます。

 この日本酒セラーの最大の特徴は、実際に酒蔵がお酒を保管する際の温度である「マイナス5度」での保存が可能になる点です。マイナス5度にすることでお酒の劣化が防げるので、まさに造りたての味をいつでも楽しめるようになります。

マイナス10度からプラス10度での温度設定が可能。熟成させて楽しむタイプの日本酒の保管にも使える
マイナス10度からプラス10度での温度設定が可能。熟成させて楽しむタイプの日本酒の保管にも使える

 ワインとは異なり、開栓後の日本酒は空気にふれる表面積をできるだけ少なくするために「縦置き」が鉄則。これまでは一升瓶を仕方なく冷蔵庫の野菜室に横置きで保管していたという人も、SAKE CABINETなら縦置きで劣化することなく保管できるようになります。

一升瓶を縦置きのまま収納できるのはこのセラーのこだわりのひとつ
一升瓶を縦置きのまま収納できるのはこのセラーのこだわりのひとつ

「SHUGOの会」では、このSAKE CBINETが大きな役割を果たしているんです。なぜなら、マイナス5度で保存された日本酒を飲むことで、酒蔵が日本酒に込めた想いをダイレクトに体感できるから。自宅に導入するのが難しい人でも、この「SHUGOの会」に参加すれば、これまでとは違った日本酒の楽しみ方ができていいですね。

 SAKE CABINETがあれば、劣化せずに保存できるので、一本ずつ飲み切る必要がなくなり、さまざまな日本酒をその日の気分に合わせて選んだり、料理とのマリアージュを楽しんだりといったことが可能になります。さらに、今後はセラーの購入者を対象として、フレッシュな状態の日本酒の販売を行うなどの試みを考えているそうです。

 次回の「SHUGOの会」は8月頃に都内で開催予定とのこと。味わいはもちろん、酒蔵の想いも含めて劣化することなく消費者に届けたいというこの試み、日本酒好きは必見です。まずはSAKE CABINETでフレッシュな日本酒を楽しむライフスタイルを手に入れてみませんか。

●DATA