ビールにもクリアの波到来! 無色透明なビール「クリアクラフト」ってどんな味?

ビールにもクリアの波到来! 『アサヒビール』から透明なビール「クリアクラフト」が期間&数量限定で登場
食楽web

目指したのは、“究極にスッキリした美味いビール”

 海の日も過ぎて、もうすっかり季節は夏。猛暑日が続く東京ですが、こんな時についつい欲しくなるのが、キンキンに冷えたビール。飲み慣れた美しい黄金色のビールもいいものですが、アサヒビールからこの夏、無色透明なビールが期間&数量限定で登場しました。見た目からすでに爽やかなビールですが、味もとても斬新なビールなんです。

 昨今の透明ブームにあやかって造られたものではありません。実はこちらのビール、約8年前から製作がスタートしていたのだそうです。ビールが持つ「重たさ」や「飲みにくさ」を払拭すべく、“究極にスッキリとした美味いビール”を目標に、約100回以上の試行錯誤を繰り返して誕生したという、アサヒビールのこだわりを結集した一杯なんです。

 元来、おいしいビールを作るには、糖、アミノ酸、その他の成分(ミネラルやビタミンなど)を上手に配合し発酵させることが重要とされています。しかし、こちらの「クリアクラフト」は、その逆転の発想を採用し、あえて発酵に必要とされてきた成分の一つであるアミノ酸を「極力なくす」ことにこだわり作られています。

「アミノ酸を極力なくすことにより、ビール特有の重たさや飲みにくさを減らすことに注力しました」と開発者の一人である大橋さんが語ってくれました。色素が透明になったのは、その副産物なのだそう。

「クリアクラフト」には、様々なお酒の製造技術が使われています。ベースはもちろん、ビールの発酵技術を元に作られた醸造酒。そこに、すっきり軽い蒸留酒、さらにハーブや香辛料の成分をブレンドした、ハイブリッド製法と呼ばれる技術が用いられているそう。まさに、お酒の“良いとこ取り”を実現した全く新しいビールなんです。

 気になる味ですが、口当たりは非常に爽やか。ビール特有の苦味はほのかに感じられる程度です。抑えられた苦味代わりに口に広がるのは、とてもフルーティーな香りとすっきりとした甘さ。そこに、優しい酸味とホップの旨みが上手に混ざり合っています。ビールが苦手という女性でもすんなりと受け入れられそうな、新感覚のお酒です。

 この「クリアクラフト」は、6~8月の3ヶ月間で3回に分けて、合計9,000杯限定で販売されます。7月の販売は、7月21日(土)となっており、東京都内3店舗と大阪府内の1店舗で販売されます。ビールの新時代を感じさせる透明ビール、この機会にぜひ味わってみてください。

●DATA

クリアクラフト

価格:500円(税込)
販売店:
・『BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE丸の内店』
(東京都千代田区丸の内2-7-2)
・『スーパードライ新宿』
(東京都新宿区3-36-12)
・『TOKYO隅田川ブルーイング』
(東京都墨田区吾妻橋1-23-36アネックスビル 2F)
・『BW STATION』
(大阪府大阪市淀川区西中島5-15-5新なにわ大食堂)
https://www.asahibeer.co.jp/news/2018/0625.html