その場で手作り！　チーズ工房併設のこだわりピッツァダイニングが日比谷に誕生

フレッシュチーズを主役にした焼きたてピッツァ

　このお店の自慢が、フレッシュチーズを主役に据えた焼きたてピッツァ。店舗内にピッツァ窯を設けていて、いつでも焼きたてのピッツァを味わうことができます。

　面白いのが、生地をプレーンとサワードゥの2種類から選べること。プレーン生地は、どこを食べてももっちり感とサクサク感の両方を感じられるよう、イタリア産と国産小麦粉をオリジナルで配合。そこにミネラル分の高いゲラント海塩を加えることで、旨みと香り、コシを引き立たせています。

　サワードゥ生地は、プレーンにライ麦と全粒粉を加え、微かな酸味としっかりとした噛み応えがあります。クセのあるチーズに負けない、粉の風味を楽しむ生地になっています。

　チーズは自家製モッツァレラ、ブラータ、リコッタはもちろん、他のチーズ、またサラミなどトッピングもなるべく国産をセレクト。さらにソースの役割も果たすオリーブオイルは、マイルドな風味を持つトスカーナ産を使用し、チーズだけでなく、合わせるトマトやその他の食材までもフレッシュな素材にこだわっています。

ピッツァ意外にも美味しいチーズ料理が盛り沢山

「本日のトマトで作るカプレーゼ」（HALF／750円）は、できたてフレッシュなモッツァレラチーズの美味しさを存分に味わえる一品。口の中で押し返してくるほどモッチモチの弾力で、中からミルキーな味わいが溢れ出るチーズと、全国から厳選した一番美味しいトマト（時期ごとに品種が変わります）のフルーティーな甘みと酸味が相性抜群です。

　お酒と一緒にいただきたいのが「イタリア産生ハム＆サラミの3種盛り合わせ 自家製ストラッチャテッラをのせて」（HALF／1,350円）。繊維状にしたモッツァレラチーズと生クリームを合わせたストラッチャテッラは、酸味がありながらもクリーミーかつ濃厚で、シャルキュトリーの旨味を引き立ててくれます。

　お酒は、イタリアやフランスの個性豊かな小さな生産者のワインが豊富にラインナップ。こだわりワインとともにフレッシュチーズをいただくことができます。

窓の外には緑も広がる、開放的でおしゃれな店内

　店舗のインテリアは、PUDDLE加藤匡毅氏がデザイン。FOODを主役とする考えのもと、食材をひきたたせる、シンプルでおしゃれな内装になっています。

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　東京の真ん中にいながらにして、緑あふれる開放的な空間で、作りたてのフレッシュなチーズを思う存分に楽しめる贅沢。今度のランチやディナーは、フレッシュチーズの魅力を堪能しに出かけてみてはいかがでしょうか？

（取材・文◎中森りほ）