ベトナム発祥の「エッグコーヒー」が日本初上陸! 一体どんな味なの?

牛乳代わりに卵を使ったのが始まり

 エッグコーヒーの誕生は、1946年。当時ハノイの5つ星ホテル「ソフィテル・レジェント・メトロポール」のバーテンダーであった現オーナーの父グエン・ザン (Nguyen Giang) 氏が、当時、手に入りにくかった牛乳の代わりに、泡立てた卵黄を使ったのがきっかけだそうです。

 CAFE GIANGで提供するコーヒーには、ベトナムの避暑地として知られるダラットで育った完全無農薬栽培の豆を使用。今やこのエッグコーヒーの味を求めて、国境を越えて多くのファンが詰めかけるほどの人気ぶりです。今も変わらず誕生当時のレシピを守り続け、ハノイ市民に絶大な支持を得ています。

まるでティラミスを飲んでいるような味わい

 気になる飲み方ですが、こだわりのコーヒーの上に、卵とコンデンスミルクをカスタードクリーム状に泡立てたものをのせ、飲む時によく混ぜていただきます。クリームは濃厚かつなめらかで、独自に焙煎した豆の風味と相まって、まるでティラミスを飲んでいるような味わいが広がります。

 一度飲めば、たちまち虜になってしまうほど、唯一無二のおいしさを持つエッグコーヒー。本店と同様の味を再現し、一杯一杯手作りで提供されるそうです。ベトナムの新しいコーヒー文化が、この春からCAFE GIANG横浜店から発信されていきそうです。

●SHOP INFO

CAFE GIANG

店名:CAFE GIANG

住:神奈川県横浜市中区山下町78-3
営:10:00~23:00
休:なし