ねこ好きなら迷わず口にできる!? 噂の「人間用のカリカリ」を食べてみた!

再現度が想像の10倍! おいしさよりもリアル優先で人間困惑!?

[食楽web]
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 パッケージを開けてみると若干魚っぽい匂いはしたものの、出てきたのは個包装された普通の飴のようでなんだか拍子抜けです。

「パッケージと見た目だけそれっぽくした、ただの飴かぁ」とすっかり興奮が冷めた状態で食べてみたところ、ものすごい衝撃を受けました。味が……もう……! これは紛れもなく猫のカリカリ!!

 甘い飴なのに魚の風味がガツンときます。ブリ照りの煮汁に塩を足したような味で、猫のカリカリと同様に魚の香りが強い。人間用とはいえ、人間がおいしく食べることよりも、あくまで「人間が食べられる猫のカリカリ風の飴」として作っていることが伺えます。

 原材料をみてみると、かつお削りぶし粉末や魚介エキスパウダーが使われていました。噛むと食感は通常の飴よりも軽くてザクザクしています。

割ってみると中には魚介の味がするパウダーが
割ってみると中には魚介の味がするパウダーが

 職場で10人以上に食べてもらいましたが、「おいしい」と答えたのは2人だけ。それ以外の人はみんな複雑な顔をしていました(笑)。しかし、その場は大盛り上がり!

「おつまみとして食べるならイケる」、「昔食べたキューブ用のツナ、ツナピコの味に似てる」などの意見も出つつ、しばらくはこの商品に釘付けで、全員なかなか仕事に戻らなかったほどです。

調査結果

 筆者も正直なところおいしいとは感じませんでしたが、好奇心を存分に満たしてくれ、話題にもなるので買ってよかったと思っています。また見かけたら、人に配る用に購入するつもりです。気になる方、勇気がある方はぜひ試してみてください。

(撮影・文◎佐々木 舞)