700個に1個しかない超レアな「紅ホタテ」とは? 取り寄せて食べたら悶絶級に旨かった!

解凍するなり、まばゆいほどに赤くなった「紅ホタテ」

届いたばかりの「紅ホタテ」。冷凍されているためか、薄いオレンジ色でした
届いたばかりの「紅ホタテ」。冷凍されているためか、薄いオレンジ色でした

『北海道産地直送センター』にオーダーして数日、冷凍で届いた「紅ホタテ」。中を開けてみると、まだ冷凍状態だからなのか、写真で見たような赤い外見ではなく、うっすらとしたオレンジ色といった感じでした。

 この冷凍の「紅ホタテ」を食べたい分だけ解凍すれば刺身としていただけるというもので、筆者もさっそくお皿に盛り常温で自然解凍をしてみることにしました。すると、たった1時間ほどで輝かしいほどにオレンジ色に染まった「紅ホタテ」に! この見た目、感動するほどでした。

通常の白いホタテと「紅ホタテ」
通常の白いホタテと「紅ホタテ」

「紅」とありますが、サーモンの身のような色味であり、なんとも旨そうな光線を放っています。試しに通常の白いホタテと比べてみました。白いホタテももちろん旨そうではあります。しかし、「紅ホタテ」はまずビジュアルがめでたく、身の表面もツヤッツヤ。縁起物として考えるのならば「紅ホタテ」のほうに軍配が上がるように思いました。

「紅ホタテ」が赤い身をしている理由は、栄養成分が多いからだった!

いただいた「紅ホタテ」
いただいた「紅ホタテ」

 というわけでさっそくいただくことにしました。口にした瞬間、まず感じるのは程よい弾力、そして歯ごたえ。一口噛み締めると、ホタテ特有の濃厚な甘みとコクを感じることができ、これが絶品! 臭みなどはいっさいなく、鮮度が良い状態で急速冷凍されていることを良質のものであると実感しました。恐るべし、北海道……。近所でいただくホタテとはまるで違うように思いました。

 他方、通常の白いホタテもいただきました。もちろん、美味しいのですが、「紅ホタテ」よりもあっさりした風合いのように感じました。

 聞けば、通常のホタテと「紅ホタテ」が別種というわけではない一方、栄養成分は「紅ホタテ」のほうがほんの少し多いそうです。何故「紅ホタテ」の身が赤くなるのかというと、ホタテが食べたプランクトンの違いにより、色素・カロテノイドを多く溜め込んだホタテが赤い身になることがあるようです。言い換えると「紅ホタテ」はたっぷり栄養を取って育ったものということでもあり、このことで栄養成分が通常よりも豊富だ、と言えるのだそうです。

希少で良質なプロユース向け食材を一般生活者向けにEC販売する『北海道産地直送センター』

『北海道産地直送センター』では、北海道の定番魚介類をはじめ、希少な商品も数多く取り揃えています
『北海道産地直送センター』では、北海道の定番魚介類をはじめ、希少な商品も数多く取り揃えています

「紅ホタテ」の見た目の華やかさ、多い栄養成分に伴う濃厚な味に感動を覚える筆者でしたが、『北海道産地直送センター』では250gで1880円(税込)で販売中です。味の良さと希少性を考えれば買って損はないように思いました。

 実際、近所のスーパーで通常の白いホタテの刺身を買おうと思えば、100gで3~4百円前後はするもの。このレア度と旨さを考えれば、通常より割高だったとしても購入する価値は十分と言って良いでしょう。

 最後に、『北海道産地直送センター』の担当者にも話を聞いてみました。

「『北海道産地直送センター』は、創業以来約20年にわたり、北海道内で独自の仕入れルートを開拓しています。経験豊富な“味の目利き”職人が、生産者の声などとともに北海道の旬の食材を売場に直接お届けし、これまで店舗や飲食関連施設を中心にご支持をいただいておりました。希少な『紅ホタテ』も、こういった特別な仕入れによって販売を実現しています。

『北海道産地直送センター』では、北海道の『食』の魅力を発信する伝道者として、また『食』を通して生産者と全国の生活者をおいしい笑顔でつなぐプラットフォームとして、北海道から全国を元気にすることを今後も目指していきたいと思っています」(北海道産地直送センター・担当者)

『北海道産地直送センター』のオンラインショップのランキングでも、トップの毛蟹に次ぐ人気ぶりのようです。さらに4月下旬までは、『北海道産地直送センター』負担で送料無料とのこと。この珍しい「紅ホタテ」、是非一度ご賞味ください。感動の味、見た目に出会えるはずですよ!

(撮影・文◎松田義人)

●DATA

北海道産地直送センター

https://shop.h-scc.jp/