ようやくお取り寄せできた「元祖 炊きたてご飯にかける焼肉」は究極に贅沢な味だった!

焼肉の再現度がすごい!

「焼肉矢澤 元祖炊きたてご飯にかける焼肉」(3996円)は、「かける焼肉」(170g)2瓶と「秘伝のカリカリ」(155g)が1瓶入り
「焼肉矢澤 元祖炊きたてご飯にかける焼肉」(3996円)は、「かける焼肉」(170g)2瓶と「秘伝のカリカリ」(155g)が1瓶入り

 届いた黒箱を開けると、入っていたのは「かける焼肉」と「秘伝のカリカリ」の2種類の瓶。なぜ2種類かというと、この2つを炊きたてのご飯に一緒にかけることで、まるで焼肉のせご飯のようになる、というわけなのです。

 さっそく炊飯していきます。ちなみにご飯は少し硬めに炊き上げるのがおすすめだというので、水分を若干少なめにしました。

左が「かける焼肉」、右が「秘伝のカリカリ」
左が「かける焼肉」、右が「秘伝のカリカリ」

 瓶の原材料は次の通り。「かける焼肉」は、国産和牛と黒毛和牛、ねぎ、たまねぎ、三温糖、しょうゆ、しょうが、本みりん、たまりしょうゆ、味噌、にんにくなど。甘い香りがします。そして「秘伝のカリカリ」のほうは、フライドじゃがいも、フライドにんにくのオイル漬け。こちらは、にんにくの香りが強烈です。

 まずは1つずつ味見をしてみることに。

「かける焼肉」
「かける焼肉」

 最初は「かける焼肉」。食べた瞬間、すごく甘い。甘いと言っても、砂糖の甘さではなく、さまざまな食材からにじみ出た複雑な甘さです。そして、噛みしめると肉の濃厚な旨み。肉の合間にしょうがザクザク感とピリピリ感がやってきます。非常に濃い味です。

「秘伝のカリカリ」
「秘伝のカリカリ」

 続いて「秘伝のカリカリ」。これはオイルがたっぷりなので、下からすくって一口。ザクザク、カリカリ、 “食べるラー油”のような感じですが、辛くはありません。フライじゃがいも、フライニンニクが香ばしく、ニンニクがめちゃくちゃ効いている。これもかなりパンチがある味です。

 では合体すると、どうなるのでしょうか。

炊きたてご飯の上に2つをのせてみました
炊きたてご飯の上に2つをのせてみました

 ご飯の上に「かける焼肉」、「秘伝のカリカリ」をのせ、三位一体で口に入れます。カリカリっとした歯ごたえ、続いて甘い肉の味。これがご飯と合わさり、モグモグと噛んでいくと――確かに、鉄板で焼いた肉表面のカリッと感、肉の脂の旨みでご飯を食べているような気がしなくもありません。焼肉かどうかはともかく、たしかに美味しいです。

三位一体となって「焼肉ご飯」が再現されます
三位一体となって「焼肉ご飯」が再現されます

 ご飯と一緒に食べると、「かける焼肉」は、一般的な牛のしぐれ煮とは一線を画し、ただ甘いだけではないことがわかります。肉を焼いたような香りがあり、噛めば肉の弾力も感じます。そして「秘伝のカリカリ」は、まさに肉の焼き目感を思わせる食感と香ばしさ。

おすすめはさらに卵をかける食べ方
おすすめはさらに卵をかける食べ方

 さらに、同梱のパンフレットにオススメと書いてあったのが、卵のトッピング。卵かけ焼肉ご飯ですね。実際に試してみると、もはや黒毛和牛のすき焼きのよう。「秘伝のカリカリ」も、まろやかな卵黄によって、さらに香ばしさが際立ちます。

 ちなみに筆者は、特にこの「秘伝のカリカリ」がかなり気に入ってしまいました。“食べるラー油”よりも万能で、普通の卵かけご飯にかけたり、ラーメンに入れてみたり、炒飯と一緒に炒めたり、醤油を足してドレッシングにもできます。

卵かけご飯に「秘伝のカリカリ」をかけるだけでも美味
卵かけご飯に「秘伝のカリカリ」をかけるだけでも美味

 というわけで、一時期はまったく買えなかった「焼肉矢澤 元祖炊きたてご飯にかける焼肉」。興味のある人はお取り寄せしてみてください。手土産にもイイですよ。

(撮影・文◎土原亜子)