カルディで売られている「ビャンビャン麺」を最高に美味しく食べる方法とは?

カルディのビャンビャン麺はどんな味?

麺というより、お札やテープのような形状です
麺というより、お札やテープのような形状です

 帰宅後、さっそく袋を開けると、幅2.5cmもある幅広麺が1食あたり12本入っています。麺というより、もはやお札のように見えます。さて、この麺を大きな鍋で沸騰した熱湯に入れて11分茹でます。茹で上がったのがこちら。

カルディのビャンビャン麺は“一反もめん”のよう
カルディのビャンビャン麺は“一反もめん”のよう

 カルディのビャンビャン麺はまるで『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる一反もめんのようにベロンベロン。職人が作るビャンビャン麺はもう少し厚みがあり、幅も不均等で、それが食感の豊かさにつながるのですが、カルディのこれは均等でいかにも機械で作りました、という感じ。ともあれ、付属の麻辣スープをかけ、パッケージにオススメと書いてあったひき肉や野菜をのせて作ってみました。

油で炒めたひき肉の味付けは軽く塩・コショウ・醤油のみ
油で炒めたひき肉の味付けは軽く塩・コショウ・醤油のみ

 食べてみると、もちろんお店のビャンビャン麺とは全く違う食感ですが、ツルツルベロベロした面白い口当たりです。麻辣スープは辛味はあまりなく、豆板醤の旨みとコク、そしてほのかに酸味もあって、とても優しい味。

 しかし、やはり筆者にとってはどうも物足りなさを感じます。まず、幅広麺にスープが馴染んでいないし、唐辛子の辛さも弱い。オイル感も弱い(つまり香りも弱い)。平たく言えば、全体的におとなしい味です。

 これは、むしろアレンジしがいがあると思いました。そこで以前、専門店で食べたビャンビャン麺の油そば=「ヨウポー麺(油溌麺)」を再現してみることに。