大阪土産の定番といえば、真っ先に頭に浮かぶののが『551蓬莱』の豚まん、という人は多いと思いますが、実はシュウマイにも熱狂的なファンがいることをご存知でしょうか？
筆者の周囲には、この『551蓬莱』のシュウマイのファンが無数にいて、食べたことがないと言ったら「え？まだ食べたことないの？」と呆れられてしまいました。なんとなく悔しいのと、本当に美味しいのか確かめるべく、さっそく通販で「焼売10個入り」（700円）を取り寄せて食べてみることにしました。
クール便で届いた箱を開けると、おいしい食べ方の解説書が入っています。皿に水を少量入れ、その上に割り箸を数本並べてシュウマイを置き、湿らせたキッチンペーパーをかぶせてラップをしてレンジでチンするという内容です。なるほど、蒸し器で作る要領なんですね。これを忠実に実行してみました。
レンジの前で待つこと約4分。ホカホカの焼売は高さも直径も約3cmほどのジャンボサイズで、食べごたえ満点。味が濃く、タレをつけなくても十分おいしい。メイン材料は豚肉と玉ねぎですが、豚肉はあえて粗めにカットしてあります。これは肉の食感を大切にするためなんだそう。たしかに肉の味わいがガツンと迫ってきます。ネット上でも評判で、あちらこちらで「肉肉しい」という表現がみられるほどです。
それにしても、肉の食感や旨みがここまで強烈なインパクトを残すシュウマイはちょっと記憶にありません。肉汁もしっかりと出てくるし、お店でできたてを食べるのと大差ない印象です。
しばらくは大阪旅行も気軽にできそうにもありませんが、オンラインショップで通販も可能です。豚まんと一緒にシュウマイも買ってみてほしいところです。ほかにエビ焼売や叉焼まん、中華ちまきなども販売しているので、ぜひ一度覗いてみてください！
（文◎松本壮平）
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