200円弁当から1kg弁当まで!『キッチン DIVE』の弁当がすごすぎて亀戸に引っ越したくなる

200円弁当から1kg弁当まで!『キッチン DIVE』の弁当がすごすぎて亀戸に引っ越したくなる
食楽web

 外出を極力控える通告や報道が飛び交った2020年春。その結果、お惣菜やファストフードなど、調理された料理を家で食べる「中食」が一気に脚光をあびることになりました。中でも、ボリュームがあって低価格なお弁当やお惣菜は、一人暮らしの巣篭もりライフにも、家族のため3食作るのにお疲れのパパママにもありがた~い存在です。

 ということで、ボリュームがあるのにワンコイン以下の低価格なお弁当で話題の店があると聞き、向かったのはJR亀戸駅から徒歩2~3分の場所、京葉道路沿いにある『キッチン DIVE(ダイブ)』。果たしてどんなお弁当屋さんなのか、早速調査開始です。

200円弁当!? 1キロ弁当!? 一体中はどうなってるの? 思わず入ってしまう看板や垂れ幕です
200円弁当!? 1キロ弁当!? 一体中はどうなってるの? 思わず入ってしまう看板や垂れ幕です

 話題の理由、店に入る前から納得です。デカデカと書かれた「毎日満足200円弁当」と「挑戦者求む1キロ弁当」の文字。1食200円って。コンビニでペットボトルのドリンク買って合わせても300円台前半。毎日料理する習慣がない人なら、ここで3食買ったほうがコスパも時間もお得? 今時菓子パンやおにぎりだって200円で2個買えないしな~。すごい。

 ランチタイムを外してやってきたにも関わらず、店には常にお客さんが出入りしています。おそらく地元の人らしき、スウェット&サンダル姿の人や、常連らしきおじいちゃん、スーツ姿のサラリーマン、ガテン系のたくましいお兄さんたちなどなど。おそらく子供のいるママさん? チャイルドシートつき自転車をとめて、さっと買い物をする女性も。おそらく老若男女、世代を超えて人気があるようです。

店内は中央にお惣菜と出来立てのお弁当。向かって左側に200円弁当。購入後温めることができる電子レンジも
店内は中央にお惣菜と出来立てのお弁当。向かって左側に200円弁当。購入後温めることができる電子レンジも

 店の中は、センターの大きなテーブルに300~500円台のお弁当、奥のレジ近くに焼きそばや唐揚げ、春巻きなどのお惣菜が平置きに。そして右側に1キロ弁当、左側に200円弁当が。
「元々は、リーマンショックの時からなんですよ」と店長さん。200円弁当を売るようになったのは2008年ごろ。当時はマックや吉野家でも低価格で販売するようなデフレの時代、その流れもあって200円弁当をスタートし、それからずっと続けているんだそう。

 とはいえ、200円でお弁当って、大変じゃないですか?「うちは大量生産で価格を維持できる面がありますね。とはいえ、200円弁当は全体の売り上げからしてさほどパーセンテージは高くないんですよ」。え? そうなんですか? 店長さん曰く、200円の弁当の看板を見て入ってくるお客さんは多くても、実際に購入するのは300円以上のお弁当や1キロ弁当が多いそうです。

 どれにしようか真剣に考えるうち、300円~のお弁当をセレクトしてしまうのかもしれません。