自宅に行列ベーカリーのパンが届く! パンのサブスクサービス「パンスク」を試してみた

自宅に絶品パンが届いた!

「パンスク」は月額3700円(送料込み、税抜)、月1回、パンが1箱(60サイズ)届きます
「パンスク」は月額3700円(送料込み、税抜)、月1回、パンが1箱(60サイズ)届きます

 こちらが筆者の自宅に届いた「パンスク」です。

 5月は、埼玉、神奈川、沖縄、石川、茨城、千葉、徳島、埼玉、山形(2店舗)の合計10店舗から発送されるとのこと。筆者のもとに届いたのは石川県の『NOTO HIBAKARA BAKERY』というお店のパンでした。

 じゃーん。箱を開けると一個ずつ包装された冷凍パンがぎっしり。全部で7種類のパンが入っていました。小ぶりなサイズの食パンも一本まるまる入っているほか、スイーツ系のパンや惣菜パンなどバリエーションも豊富です。

 冷凍庫で1カ月、日持ちするので、好きなタイミングで食べられるのも冷凍パンのメリットですね。早速。気になった3種類のパンを食べてみました。

『NOTO HIBAKARA BAKERY』は、自家製酵母を使ったパンが人気だそうですが、こちらは、「ライムギ酵母の栗とくるみのカンパーニュ」。ライ麦に全粒粉で作った自家製酵母を使用した生地に、存在感のある栗とくるみがゴロゴロ入っていて、香りと食感が楽しい一品です。

 スライスされた冷凍パンは、凍ったままトースターで温めるだけで、焼きたてのような食感と香りがよみがえりました。生地の味わいが本当に深く、ソーセージやスクランブルエッグなどのおかずとも相性バツグンです。

 一方、下の黒い直方体は、「Rye チョコラレザン」と名付けられたパン。

 オーガニックチョコレートと、ライ麦、レーズンを練り込んだ少しビターな大人好みのパンで、コーヒーと最高に合いました。

 さて、次に試してみたのは「黒七味と岩塩のフォカッチャ」。

 京都の祇園・原了郭の黒七味とヒマラヤのチェリーソルトを使用し、たっぷりのオリーブオイルで焼き上げた、和風フォカッチャ。これはワインと一緒にいただきましたが、ピリッときいた黒七味とオリーブオイルの華やかな風味が絶妙でした。

 届くパンの中には、自分では普段、あまり積極的に手に取らないようなものも入っていて、自分初の新しいパン体験ができるのも、サブスクならではの楽しみ。時節柄、色んな意味で出会いに飢えていたので、「パンスク」のサービスはなんだかとっても刺さりました。旅先で思いがけずおいしいベーカリーに出会ったような、そんな感覚になれますよ。

●DATA