驚異の糖質77.9%オフ! 次世代のお米「TRICE」はダイエッターの救世主になり得るか。実際に食べてみた

トライスを炊いて実食! その味わいは?

 ご覧の通り、見た目は普通の米とほとんど変わりありません。開けてみると、少し独特の香りが鼻につきましたが、筆者を除く家族たちは特に気にならないと言っていたので、このあたりは個人差があるようです。

 1袋1合分なので、水の分量も1合のラインで炊きます。後は通常炊飯でOK。炊き上がりのビジュアルは、粒の大きなお米で炊いたごはんといった感じです。

 しゃもじでよそうと、米特有の粘りは少なく、パラパラとしています。まずはそのまま一口。食感はクスクスやリゾーニ(お米状のパスタ)に近いものを感じ。米粉を使っているからか、ほんのり甘みがあり、もちっとした食感です。

 トライスの味わいはわかったので、せっかくなので、冷蔵庫にストックしてあった鮭フレークをかけて食べてみたところ、鮭の塩気とトライスの甘みが口の中で合わさり、より一層、米っぽい味と食感に近づきました。

 これはイイ! 例えば、カレーや牛丼など、カロリー高めの丼ものも、このトライスを使えば手軽に糖質がカットできるので、この点はとても魅力的です。

トライス専用のシーズニング。左から「とり釜めしの具」、「海鮮風炊き込みごはんの具」、「ドライカレーの素」
トライス専用のシーズニング。左から「とり釜めしの具」、「海鮮風炊き込みごはんの具」、「ドライカレーの素」

 さて、トライスをもっと美味しく味わえる3種類の炊飯用シーズニング(調味料)もセットに付いてきます。そこで今回は、これは絶対に合うだろう、と踏んだドライカレーの素を入れて炊飯してみました。

 ドーン。完成です。どこからどう見てもカレーピラフ。カレーの香りとパラパラッとしたトライスの食感が非常に美味しいです。

 塩気がやや強めなので、濃い味派は全量を、薄味は加減を見て投入するのがよさそうです。筆者は、蒸し鶏やパクチーなどをトッピングしたアジアンプレートにしても美味しそうだな、と思いました。

 これ以外にも、先にご紹介した「とり釜飯」、「海鮮炊き込みご飯」のシーズニングもありますので、飽きずに簡単に食べられるのが嬉しいですね。糖質制限の際に難しいのが、いかに米を他のものに置き換えるか、ということではないでしょうか。その点、トライスなら、普段食べている米のように炊飯して食べられるので、無理なく健康管理ができそうです。3食分のトライスとシーズニングがセットになったお試しセット(1500円)もあるので、ぜひその次世代の米の味を体験してみては?