2人で楽しむフロマージュ
「味わいのわかる大人に楽しんでいただきたいチーズをセレクトしました。ウォッシュなのに強すぎず、ロゼなどにも合う可憐でしなやかな味わいのラングルと、白カビチーズの王様ブリ・ド・モーの2種です」
ブリ・ド・モー フェルミエ ロートシルト（画像左）
ボルドーワイン最高峰の造り手であるロートシルト家が自家製ミルクで製造し、熟成まで手がける貴重なブリ・ド・モー。
現在も藁の上で熟成させる伝統的製法をとり、外皮には藁の跡が残る。カットした断層を見ておわかりの通り、とろりとした部分もあるが、中心にはまだ芯が残っている状態。とろ～りとしたクリーミーな味わいに深いコクが加わり、うまうまだ。これ、一人で完食しちゃうかも。
「はい、おひとりでも食べられる美味しさですね（笑）。中身をしっかり熟成させたとろりとしたものも好まれますが、柔らかい層と中心に残る締まった部分の一体感をぜひ体験していただきたいです。外皮も薄く、わずかな藁の香りも心地よいです」
ラングル（画像右）
シャンパーニュ地方産のウォッシュチーズ。ウォッシュというと独特の匂いから敬遠する人もいるが、こちらはウォッシュの中でも香りが穏やか。シャンパーニュの出番も多いパーティシーズン。同じ地方の出身同士、仲睦まじいマリアージュが期待できそうだ。
「今回は乳のフレッシュ感とまろやかなコクが楽しめるよう、比較的熟成の若い状態のものをご用意します。ウォッシュ特有の香りは強すぎないので、ファーストウォッシュ向き」
