ラーメン王が手がける至高の一杯! 『七宝麻辣湯』の人気の理由を探ってみた

自分好みにカスタムできる『七宝麻辣湯』の「麻辣湯」が美味しい、楽しい!

 基本の春雨スープのセットが580円で、食材は1gあたり2.9円で追加できます。150gを目安にすると、会計が1000円以内に収まる計算。スケールがあるので、測りながら食材選びを楽しんでみてください。

 ちなみに筆者イチオシはキノコ。ヘルシー食材ですし、スープに出汁が出て、深みを増す印象。皮がモチモチの点心や餃子も1個から選べるのが嬉しいですね。

小籠包、翡翠団子、空心菜、チンゲン菜、マイタケ、煮卵を選んでちょうど120g、928円(税込)
小籠包、翡翠団子、空心菜、チンゲン菜、マイタケ、煮卵をチョイス。928円(税込)

 豚肉やパクチー、モッツァレラチーズなどの後乗せトッピングや、スープの辛さ、麺の変更も可能です。辛さは基本5段階からチョイス。1辛はピリッとスパイスのきいたスープの基礎を堪能できます。3辛はじわっと額に汗がにじむ辛さですが、後味はすっきりとして爽快。激辛好きなら4辛から10辛(プラス77円)まで、自分好みにアレンジできます。

 肝心のスープは、非常に完成度が高い! 毎日、各店舗で仕込みが行われていて、30種類以上の薬膳を調合し、牛・豚・鶏から丁寧にベースとなるスープをとっているとのこと。

 スパイスが何層にも重なり、香りも華やか。コクがあり、まろやな白湯スープがしっかりまとめ上げています。春雨も選んだ食材も白湯スープで煮ているので、旨みをしっかり蓄えています。

 春雨は鹿児島県産さつまいもと北海道じゃがいもを配合。スープとの相性を考慮し、太さまでも計算し尽くしたオリジナルの一品です。家庭で食べる春雨のようにぶちぶち切れることもなく、つるつる、もちもち。舌にのせてから喉を通るまで完璧な食感です。

 冷房で冷えやすい夏は身体の内側からじっくりと温まり、秋冬は温活メニューとしても大活躍間違い梨。自分で気ままに食材を選べるので、普段野菜不足を感じている男性にも試してみていただきたいところです。

スープのアレンジも自在! ご飯ものも充実しているのが魅力

「七宝卵ごはん」308円(税込)
「七宝卵ごはん」308円(税込)

 今日はボリュームがほしいなぁというときは、中華麺(プラス138円)に変更したり、担々スープやトムヤムスープ(各プラス138円)にアレンジしたりすることも可能。追加ごはん(小121円から)を注文すれば、最後の一滴まで堪能できますよ。「七宝卵ごはん」や「ルーローハン」など、ご飯物も充実しています。テイクアウトも対応していますので、お店で、自宅で、至高の「麻辣湯」を体験してみてください!

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP INFO

店名:七宝麻辣湯 学芸大学店

住:東京都目黒区鷹番2-15-11
TEL:03-6412-7333
営:11:00~23:00(L.0.22:30)