【裏技】吉野家の「牛麦とろ丼」にお茶をかけて「お茶漬け牛丼」にしたら100倍ウマくなる!

ネバトロ食感をお茶漬けにしたら最高だった!

「牛麦とろ丼」602円
「牛麦とろ丼」602円

 登場した「牛麦とろ丼」は、牛肉&麦とろだけでなく、オクラもたっぷりのっていて、これで602円とはめちゃくちゃ安いなぁと感心。しかも食べてみると、期待を裏切らない美味しさ。牛肉はふわふわと柔らかく、そこにとろろのトゥルトゥル食感、オクラのネバネバ食感が絡みつき、最高のひと言です。ご飯が麦飯で白米よりもサラサラしていることもあって、味も食感も含め、すべてにおいてバランスが良いのです。

紅生姜をたっぷりかけて酸味をプラスすると、さらに爽やかになって最高です!
紅生姜をたっぷりかけて酸味をプラスすると、さらに爽やかになって最高です!

 夢中で「牛麦とろ丼」をかっこみながら、ふと “牛丼茶漬け”のことを思い出しました。危うく忘れるところでした。この「牛麦とろ丼」はさっぱりしているので、お茶漬けにしても絶対美味しいはず。そこで店員さんに「熱いお茶をください」とお願いし、この丼にかけてみることに。

吉野家の温かいお茶は緑茶。ちなみに松屋はほうじ茶
吉野家の温かいお茶は緑茶。ちなみに松屋はほうじ茶

 丼にお茶を1杯、ざぶざぶとかけ回していきます。しかしお茶漬け状態にするには量が足りなかったので、もう1杯おかわりをもらい、さらにかけてみました。レンゲで少しかき混ぜ、汁をすくって一口飲んでみると、これはなかなかの美味!

「牛麦とろ丼」に熱い緑茶をかけてみました
「牛麦とろ丼」に熱い緑茶をかけてみました

 牛丼の甘辛タレと緑茶の渋みが相まって、まるでお出汁のような深い味。さすが吉野家秘伝のタレ。懐が深い。そして麦飯のサラサラ食感もイイ! このままでも十分に美味しいのですが、お好みで卓上の醤油や七味を足してもいいと思います。

卓上の少したらしてみました
卓上の少したらしてみました

 さらにかき混ぜながら食べ進むと、とろろやオクラの粘りが全体に行き渡り、とろりとしてきて、これがまたいい感じなのです。時折、牛肉を合間に食べると、味が濃くてアクセントになり、レンゲが止まりません。

かき混ぜるととろろとオクラの力で、お茶漬け全体がトロリとしてこれまたいい感じ(食楽web)
かき混ぜるととろろとオクラの力で、お茶漬け全体がトロリとしてこれまたいい感じ(食楽web)

 あっという間に汁(お茶)まで飲み干し、完食です。この「牛麦とろ丼」、かなり美味しいのでぜひ通常メニューにして欲しいです。そして、公式で牛丼の“お茶漬けスタイル”も推奨してくれたらいいのになぁと思いました。

 ちなみに、松屋には期間限定で「ネギとろろ牛めし」(570円)、すき家にも「わさび山かけ牛丼」(550円)など、とろろ(山芋)を使ったメニューがあります。これもお茶漬けにしたら美味しそうですね。暑くて食欲がない時、ぜひ試してみてください。美味しいですよ。

(撮影・文◎土原亜子)