【実食レポ】ついに出た! 『Soup Stock Tokyo』から新発売の「フリーズドライスープ」4種の実力を検証してみた

こっくりとした甘さに癒やされる「とうもろこしとさつま芋の冷たいスープ」

320円(税込)
320円(税込)

 まずは「とうもろこしとさつま芋のポタージュ」からいただきます。店頭メニュー・冷凍スープに同じ名前のメニューはありませんが、スイートコーンパウダーとさつま芋ペーストが使われているので、北海道産のスイートコーンと国産の紅あずまを使用した「とうもろこしとさつま芋のスープ」と少し似ているかもしれません。

 作り方は簡単。沸かしたお湯を表記の量(「とうもろこしとさつま芋のポタージュ」は140ml)を注ぎ、ふやけたブロックを潰しながらかき混ぜるだけ。最初は透明がかっていましたが、かき混ぜるうちにこっくりと濃い黄色に染まっていきます。

「スープストックのポタージュは濃厚でコクがあるのが特長だけど、さすがにフリーズドライでは水っぽくなるんだろうな……」なんて思いながら飲んでみると、その味わい深さに驚き! さつま芋とコーンの優しい甘みが口の中に広がり、思わず幸せなため息が漏れました。

 スープを飲み干すと、しっかり潰せていなかったのか、カップの下の方に少しだけブロックの溶け残りがありましたが、スプーンですくってみると、溶け残った部分もコクがありなんとも美味。食パンやバターロールを浸しながら食べても美味しそうです。

噛むたびに魚介の旨みが広がる「魚介のチャウダー」

360円(税込)
360円(税込)

 お次は「魚介のチャウダー」。こちらは、規定のお湯の量は160ml。ブロックにお湯を注ぐと、魚介のいい香りが漂ってきます。

[食楽web]
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 スープのベースは、鯛とあさりの出汁。具材には国産のホタテのほかに、細かくカットされたズッキーニ、玉ねぎ、キャベツ、セロリがたっぷり入っています。

 一般的なクラムチャウダーに比べて、あっさりとした風味で飲みやすい! 具材もシャキシャキの食感で、噛むたびにホタテの旨みがふわっと広がります。魚介のチャウダーなのに野菜もたっぷり摂れるという、なんともスープストックらしい満足感抜群の一杯です。