【実食レポ】丸亀製麺の大人気メニュー「あさりうどん」が冷やしバージョンで登場! 一体どんな味?

磯の風味が爽やかすぎる! あさり好きなら一度は食べるべし

「あさり冷かけうどん」(並・690円、提供は7月下旬まで)。あさりがてんこ盛りです
「あさり冷かけうどん」(並・690円、提供は7月下旬まで)。あさりがてんこ盛りです

 春季限定うどんが夏仕様となった「あさり冷かけうどん」は殻付きのあさりがドッサリと盛り付けられています。あさり好きなら見ただけで狂喜乱舞しそうなほどのてんこ盛り状態。

 まずはつゆを口に含んでみます。あさりの旨みがよく出たスッキリとした味わいで、冷製だからか、くっきりとだしの美味しさが伝わってきます。さわやかな磯の風味が一気に口中に広がり、まるで子どもの頃、夏休みに海釣りや海水浴に行った日のことを思い出してしまうような、どことなく懐かしい気分にもしてくれる味わいです。

プリッとした食感のあさり。つゆに旨みも染み出しています
プリッとした食感のあさり。つゆに旨みも染み出しています

 プリッとした歯ごたえのあさりを食べつつ、うどんをすすります。うどんの美味しさはいわずもがな。打ちたてで茹でたて、そして冷水でキリッと締められていて、ツルツル・スベスベの歯ざわりと舌ざわり。コシがあり、歯にやさしい弾力のうどんがスッキリしたつゆとよく絡んで実に美味。

歯ごたえのあるワカメも実に美味(食楽web)
歯ごたえのあるワカメも実に美味(食楽web)

 そして添えられたワカメがものすごくいい仕事をしています。かすかにコリッとした歯ごたえがあり、鮮度のよさがひしひしと伝わってくるんです。この1杯で、真夏の太陽の下で海に飛び込んだような爽快感。思いっきり汗をかき、身体が塩分を求めているときに食べると、この上ない幸福感にひたれそうです。

ピリリと辛い青唐辛子の風味が広がる「青唐おろしぶっかけうどん」も最高

「青唐おろしぶっかけうどん」(並・470円、提供は9月下旬まで)。筆者はかなり気に入りました
「青唐おろしぶっかけうどん」(並・470円、提供は8月下旬まで)。筆者はかなり気に入りました

 続いて「青唐おろしぶっかけうどん」をいただきます。うどんの上に大根おろしと青唐辛子、刻みネギ、そしてスダチが添えられたシンプルなうどんです。

 箸で青唐辛子をひとつまみ口に入れてみましたが、そのとたん大いに後悔してしまった筆者。とにかく辛い! ビリビリッとした強烈な刺激に襲われます。ハンパない攻撃力の青唐辛子。これは大根おろしやつゆとしっかり混ぜて食べなくては…。

よーく混ぜて食べるのがオススメ
よーく混ぜて食べるのがオススメ

 スダチを絞って、よくかき混ぜます。そしてつゆをひと口。辛味は感じますが、ずいぶん緩和されました。「これなら安心して食べられるぞ!」と確信してうどんをすすりにかかります。青唐辛子にスダチの酸味、大根おろしのほろ苦さがうまく調和して、ピリ辛系冷やしうどんといったところ。それでいてさっぱり感もあって、これまた暑い日にもってこいのうどんです。ピリッとした刺激が、かえって清涼感を高めてくれるようです。

 ちなみに、「あさり冷かけうどん」は大・810円、得・930円が、「青唐おろしぶっかけうどん」は大・590円、得・710円があり、テイクアウトも可能です(容器代・1杯30円)。

(取材・文◎松本壮平)