【検証】回転寿司のフライドポテトで一番旨いのはココ! スシロー・くら寿司・はま寿司を食べ比べてみた

コスパの良さと塩分のインパクトが抜群!『スシロー』の「フライドポテト」

『スシロー』の「フライドポテト」110円(税込)
『スシロー』の「フライドポテト」110円(税込)

 まずは『スシロー』の「フライドポテト」(110円・税込)をいただきます。この価格にして 物量感も十分な上、揚げ物のテイクアウト用包材のおかげで、ある程度時間が経過してもフニャッたりしていません。

塩分十分で忘れられない味でした
塩分十分で忘れられない味でした

 フライドポテトの肝とも言えるサクッとした食感を楽しめることに加え、衣についたやや強めの塩分は、あえて「寿司」とのペアリングを全く意識していないであろう設計です。ただし、この塩分がヤミツキになる印象もあり、コストパフォーマンスの良さと合わせて、なかなかの好印象を抱く筆者でした。

もりもり度は弱めだが寿司とのペアリングには最も合う名脇役!『くら寿司』の「もりもりポテト」

『くら寿司』の「もりもりポテト」330円(税込)
『くら寿司』の「もりもりポテト」330円(税込)

 続いて『くら寿司』の「もりもりポテト」(330円・税込)をいただきます。『スシロー』のフライドポテトの約3倍の値付けですが、物量感は正直弱めで、「もりもり」というほどではないところが少々残念。ただし、実際に口にしてみると、ポテトの素材の味、ホクホクとした食感を押し出した味であり、塩分は控えめ。この点もまた『スシロー』と一線を画す仕上がりで、そのストイックなフライドポテトの設計には好印象を覚えました。

控えめな味で寿司にもピッタリ!?
控えめな味で寿司にもピッタリ!?

 回転寿司チェーンでのフライドポテトの立ち位置が、寿司とのペアリングを意識しているものかどうかはさておき、今回試食した3チェーンの中では、最も寿司と合わせていただけるフライドポテトのように思いました。