サブウェイで有料トッピング“全部載せ”したら史上最強に美味しいサンドイッチができた!

有料トッピングを全部載せしてみたら最高すぎた!

メニューをしっかり吟味してトッピング全部のせを決行
メニューをしっかり吟味してトッピング全部のせを決行

 レーンに並び始めて、さらに熟考を重ねました。有料トッピング全部載せにするにしても、ベースのサンドイッチを選ばなくてはいけません。メニューをよーく吟味した結果、最もシンプルなものがいいと判断しました。

 そこで見つけたのが、野菜だけを挟んだ「ベジーデライト」(320円)というサンドイッチ。合計いくらになるのかわかりませんが、ここまで来たらいちいち細かい計算などしたくありません。千円札を握りしめて列を進んでいきます。

まずはサンドイッチメニューを選び、次にパンを選びます
まずはサンドイッチメニューを選び、次にパンを選びます

 さて、いよいよ自分の順番が来ました。まずは「ベジーデライト」(320円)を注文。続いてパンは、小麦胚芽やオーツ、大豆がプラスされたヘルシーな「ハニーオーツ」を選びました。お店の人を「ダイエット中かな?」と油断させておいてからの、カロリー無視のてんこ盛りトッピングを始めていきます。

いつもならスルーする有料トッピングが今回はメインとなります
いつもならスルーする有料トッピングが今回はメインとなります

「え~と、たまごとツナとエビ、アボカドとベーコン、そしてスライスチーズをお願いします」と伝えます。スタッフさんが「え?」という表情を一瞬浮かべたような気がしましたが、それはそうでしょう。有料トッピングをすべて頼むお客さんはなかなかいないはず。

 しかし、次の瞬間「パンは焼きますか?」と笑顔で聞かれました。パンを焼くかどうかまで決めていなかったので、少し焦ります。するとスタッフさんは親切に「パンにベーコンとチーズを先にのせて焼くと美味しくなりますよ」と教えてくれました。おお、ではそれでお願いします!

ドレッシングも選べますが、今回はスタッフさんのアドバイスに従って塩・胡椒だけに
ドレッシングも選べますが、今回はスタッフさんのアドバイスに従って塩・胡椒だけに

 続いて無料のピクルス、オリーブなどをのせ、最後のドレッシング。ここでもお店の方のアドバイスに従い「塩・胡椒だけ」にしました。具材の味を活かす知恵ですね。そして完成したのがこちら!

出来立てほやほや。「ベジーデライト」320円に、有料トッピングを全部載せ
出来立てほやほや。「ベジーデライト」320円に、有料トッピングを全部載せ

 オーダーをまとめると、「ベジーデライト」320円(パンはハニーオーツ)+有料トッピング(合計520円)。トッピングの内訳は下記の通り。
・スライスチーズ50円(※チーズは1種類)
・ツナ1スクープ70円
・たまご1スクープ70円
・ベーコン2枚70円
・えび(5尾)110円
・アボカド150円

レジでお会計。すべてをトッピングしても千円でお釣りが来ます
レジでお会計。すべてをトッピングしても千円でお釣りが来ます

 合計で840円。人気メニューの「えびアボガド」(520円)サンドより320円ほど高くなりましたが、ここにはベーコンやチーズ、ツナ、たまごも入っているのです。いくらなんでもコスパ良すぎませんか…?

 というわけで、さっそく家に持ち帰って食べてみることにしました。

帰宅して約10分後、パッケージを開けてみるとこんな感じでした
帰宅して約10分後、パッケージを開けてみるとこんな感じでした

 包みを開けてみます。ツナ、たまご、アボカドはパンの内側にソースのように塗ってあるため見えにくいですが、ちゃんと有料トッピング6種がパンに挟まっています。いざ食べてみると、ハニーオーツのパンがほんのり甘く、エビの身がプリッと弾けます。この時点でもう美味しい…!

 さらに、とろとろのアボカド、ツナ、たまご、そして溶けたチーズが追い打ちをかけ、それらを包みこむシャキシャキのレタスの食感とトマトの甘みが最高。具材たちがそれぞれバラバラに味を主張しておらず、まるでオーケストラのように重層的な味を重ねています。月並みな表現ですが、見事なハーモニー!

有料トッピングを全部載せしてもバランスが崩れることなく最高に美味。ワインにも合うはず
有料トッピングを全部載せしてもバランスが崩れることなく最高に美味。ワインにも合うはず

 これに加え、オリーブ、ピクルス、ホットペッパーの酸味、辛味がガツンと来て、メリハリも効いています。正直言って、筆者がこれまで食べたサブウェイのサンドイッチの中でダントツに美味しいと思いました。まさかサブウェイの有料トッピングを全部組み合わせたら、ここまでクオリティの高いサンドイッチになるとは…。やってみて大正解でした。みなさんもぜひお試しを。美味しいですよ。

(撮影・文◎土原亜子)