ダイソーの「シリコーン肉まんラップ」で本当に美味しく肉まんが蒸せるのか試してみた!

シリコーン肉まんラップは優秀なのか?

 さっそく肉まん(常温)を用意し、さっと水にくぐらせます。そして、「シリコーン肉まんラップ」をカポッとかぶせてみます。なんだかベレー風の制帽をかぶった小学1年生のような感じで、可愛いことこの上なし。あとは電子レンジで加熱するだけ。

シリコーン肉まんラップをかぶせて電子レンジで加熱していきます
シリコーン肉まんラップをかぶせて電子レンジで加熱していきます

 ちなみに加熱時間は肉まんの種類や大きさで異なりますが、今回の肉まんは500wで約1分と表示されていたので、指示通りに加熱します。そして出来上がったのがこちら。

左が加熱後、右が加熱前の肉まん
左が加熱後、右が加熱前の肉まん

 加熱前の肉まんと比べると、ひだのあたりがぷっくり膨れていて、全体的にひと回りふっくら&ムチッとしたのがわかります。

 手で割ってみると、ちゃ~んと中までふかふかしていて、底面もベチャッと水っぽくなくて、中の肉餡もふっくら均一に加熱されているのがよくわかります。通常のラップだけの加熱とは全然違いますね。

ふっくら均一に加熱されています
ふっくら均一に加熱されています

 なぜこんなにも違うのか。シリコーン肉まんラップについていろいろ調べてみると、電子レンジでラップを使った場合、加熱原理は同じで、食品の水分が蒸気となって蒸らされます。ただし、シリコンという素材の最大の特徴は、“食品をムラなく加熱できる”点なんですって。だからこの「シリコーン肉まんラップ」も、肉まんを均一に蒸らすことができるんですね。

 確かにせいろで蒸したのと比べても遜色ないほどのふかふか食感とみずみずしい味わい。結果としては、シリコーン肉まんラップはかなり優秀! 肉まん好きには強力におすすめしたいアイテムです。

 そしてこの商品が優秀なポイントは、実は用途が肉まんだけじゃない点。シュウマイやじゃがバター、はたまたブロッコリーや葉野菜などを温野菜にするのにもこのスチーマーは使えるのです。

パッケージの「特長」の欄には、多機能性が書いてあります
パッケージの「特長」の欄には、多機能性が書いてあります

 特長の欄をよく見ると、「ホコリよけのフタとしても使用できます」とも書いてあります。ダイソーさん、そこまで多機能っぷりをアピールしなくても…と笑っちゃいました。

 肉まんにしか使わなかったとしても十分に便利な商品だと思うので、見かけたら1つ買って試してみてください。いつもの肉まんが超美味しくなりますよ。

(撮影・文◎土原亜子)