どれが一番旨い? コンビニ各社の「鍋焼きうどん」を食べ比べてみた

『セブン-イレブン』の「鍋焼きうどん 1食入」は塩っぱさ強め!?

『セブン-イレブン』の「鍋焼きうどん 1食入」451円(税込)
『セブン-イレブン』の「鍋焼きうどん 1食入」451円(税込)

 まずは『セブン-イレブン』のオリジナル「鍋焼きうどん 1食入」をいただきます。「関西風だし香る」という記載通り、お出汁の色は透き通った黄色。関西のうどん好きの筆者はこれだけで期待感が膨らみましたが、いただいてみると意外と出汁感が弱く、その代わり、塩分が立っている印象。また、麺は適度にコシがある一方、粉感を感じるもので、この点は食べる人個々に評価が分かれそうに思いました。

 ただし、9品目におよぶ具材類はいずれも美味しく、特に玉子焼きは絶品。全体のバランスがもう少し整うと、より美味しくなるような気もしました。

うどん以外で入っているのは「焼もち」「玉子焼」「味付け椎茸」「味付け鶏肉」「味付けほうれん草」「ボイルえび」「かまぼこ」「刻み揚げ」「ねぎ」の9具材
うどん以外で入っているのは「焼もち」「玉子焼」「味付け椎茸」「味付け鶏肉」「味付けほうれん草」「ボイルえび」「かまぼこ」「刻み揚げ」「ねぎ」の9具材

【総合評価(40点満点中30点)(各5段階評価)
・全体の味……4
・全体の量……5
・うどんの味……3
・具材の豪華さ……5
・出汁の味……4
・調理のしやすさ……5
・コストパフォーマンス……4
・パッケージの見やすさ……5

『まいばすけっと(キンレイ)』の「お水がいらない 鍋焼うどん」は調理に少々手間がかかるのが難点!

『まいばすけっと(キンレイ)』の「お水がいらない 鍋焼うどん」299円(税込)
『まいばすけっと(キンレイ)』の「お水がいらない 鍋焼うどん」299円(税込)

 続いては『まいばすけっと』の鍋焼きうどんをいただきます。『まいばすけっと』はイオン系列のプライベートブランド・トップバリュー製品を扱っていることが多いのですが、筆者が買った際は、複数の『まいばすけっと』を巡ったものの、いずれのお店でもキンレイ社による「お水がいらない 鍋焼きうどん」を販売していました。

「お水がいらない」ということが本商品の売りで、パッケージの中のうどんや具材と合わせて凍った状態のお出汁が入っているものです。しかし、便利に食べられるように考えられた構成であるはずなのに、「鍋を用意する必要がある」「パッケージから取り出す際に、手が汚れる」など、本末転倒のような印象も受けました。味は十分美味しく、コストパフォーマンスにも優れた鍋焼きうどんですが、この点が、食べる人の環境を左右させてしまうという難点がある商品のようにも思いました。

うどん以外で入っているのは「白菜」「ほうれん草」「鶏つくね」「ボイル椎茸」「ボイルえび」「かまぼこ」「きざみ揚げ」「麩」の8具材
うどん以外で入っているのは「白菜」「ほうれん草」「鶏つくね」「ボイル椎茸」「ボイルえび」「かまぼこ」「きざみ揚げ」「麩」の8具材

【総合評価(40点満点中28点)(各5段階評価)
・全体の味……3
・全体の量……4
・うどんの味……3
・具材の豪華さ……3
・出汁の味……4
・調理のしやすさ……1
・コストパフォーマンス……5
・パッケージの見やすさ……4