【検証】ダイソーで話題の「パカッと開封できる調理用袋」はキャンプや災害時に役立つのか?

湯煎だけで、ご飯と肉じゃがが作れるか検証してみた

30枚入 100円(税抜)
30枚入 100円(税抜)

 湯せん調理ができる調理用袋です。災害時はもちろん、キャンプの時にも1つの鍋で同時調理ができるので、キャンパーの間でも便利グッズとして知られています。有名どころでは「アイラップ」という商品もありますが、筆者の体感では「パカッと開封できる調理用袋」の方は厚みがあり、丈夫に感じました。

 最大耐熱温度は100℃ですが、鍋底に直接ついてしまうと破れる可能性がありますので、底には耐熱のお皿を敷いておくと安心です(湯量の節約にもなります)。

 あとは、湯煎調理以外にも、食品を冷凍保存する時にも使えますし、食材をたれに漬け込んだり、きゅうりの塩もみもガシガシできます。

 ということで、早速お米を炊いてみました。米1合に対して、水は180ml。無洗米なら洗う必要もありません。袋に入れたら口を固めに閉じて、水の状態から30分加熱。せっかくなので同時に肉じゃがも作ってみました。

 肉じゃがは、じゃがいも1個、人参1/2本、玉ねぎ半玉、豚肉50gに調味液300mlを袋に入れて作りました。同じ鍋で別の料理を作る場合は、火にかける時間が同じだとよりラクに調理できます。

 ご飯は30分がたったら10分間そのまま蒸らせば完成です。袋を開けると、ちゃんと炊けていました! 見た目はちょっと硬そう? と思いましたが、しっかり混ぜたら、丁度良い塩梅でした。

 肉じゃがにも火が通っていましたし、根菜に味もしっかり染みていました。袋の中では煮込みと蒸す調理が同時に行われているので、野菜に甘みがあって、なんとなく鍋で作るよりもほっくりしているような気がします。